【厳選】ペンタブでおすすめ製品10選!初心者から上級者まで

望月
公開: 2019-01-25
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ペンタブの画像

ペンタブとは

ペンタブとは、簡単に説明するとパソコンでデジタルイラストを描く際に使う周辺機器の事です。(ペンタブレットとも言います)
ペンタブにはタブレットと専用のペンがセットで付いており、パソコンにUSB接続をする事によってタブレットがペンを感知する様になり、イラストを描く事が出来ます。
そんなデジタルイラストを描く際に必見なペンタブですが、メーカーや種類が様々あり価格がほぼ同じ製品でも性能が違ったりと、選ぶのが中々難しかったりします。
私も初めてペンタブを購入しようと思った時、デジタルイラストが描きたいのにペンタブ製品を選ぶ基準が分からない、といった事がありました。
今同じ様な状況に居る方達に私自身がペンタブを初めて購入して分かった事や、気をつけた方が良い事などを解説も含めて紹介していきます!

ペンタブの種類とその特徴

ペンタブは大きく分けて板タブと液タブがあります。
それぞれの特徴をわかりやすく紹介していきます。

板タブ(板ペンタブレット)

板タブとは、パソコンのモニターを見ながら手元でペンタブを操作してイラストを描くスタイルの物の事を言います。
世間一般で言うペンタブは板タブを指す事が多いです。
他の種類のペンタブに比べ、板タブは価格も液タブに比べてお手ごろでデジタルイラスト初心者にオススメされる事が多いです。

液タブ(液晶ペンタブレット)

液タブとは、タブレットの部分が液晶画面になっており、画面に直接ペンをタッチしてイラストを描くスタイルの物の事を言います。
板タブはパソコンのモニターを見ながら手元で描くのに対し、液タブは液晶タブレットに直接イラストが描けるのが特徴です。
イラストレーターの方達は液タブを愛用している方が多い印象があります。
しかし、板タブと比べて液タブは値段が倍以上します。
デジタルイラストを本気で描きたいという方以外は、初めは板タブを使ってみる事をオススメします。
液タブの事をもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください

ペンタブの選び方と注意点

いざペンタブを購入するとなった時に注意しなければいけない点と、失敗しない選び方を紹介します!

ペンタブを購入する際の注意点

まず初めにペンタブを購入する際の注意点を紹介します

ペンタブのサイズ

ペンタブには大中小様々なサイズの物があり、それぞれの絵描きスペースに合わせて選ぶ事が出来ます。
しかしその反面、サイズを確認しないでで買ってしまうと「サイズが小さくて描きにくい」や「思っていたより大きくて置いて描けるスペースが無い」などといった失敗に繋がりがちです。
購入後の失敗を防ぐために、サイズ確認はしておいたほうが良いです。

ペンタブの付属品

ペンタブはそれぞれの製品にイラストを描く際に便利な付属品が付いている事が多いです。
中には有料ペイントソフトが付属品として付いてくる製品もあります。
その中でも重要なのがペン先の替え芯です。
ペンタブは使っていると徐々にペン先の芯が削れてきてしまうので、替え芯は重要です。
替え芯の本数や、付属品はペンタブによって異なるのでペンタブを選ぶ際に付属品の事も頭に入れておくと良いでしょう。

ペンタブの保証期間

ペンタブを買う際には、保証が付いているか、そうでないか確認する事をオススメします。
万が一故障してしまった場合、保証が付いていると安心です。
ペンタブは保証期間は製品によって異なります。
保証が付いていない場合もありますので確認しておいた方が無難でしょう。

ペンタブの選び方

購入する際の注意点を踏まえた上で、失敗しない選び方を紹介します!

安いペンタブ

安いとつい買ってしまいたくなりますが、安いペンタブには安いなりの理由があります。
しかし、悪い理由ばかりとは限りません。
例えば必要の無い付属品を削りその分価格を安く出来る、必要最低限ペンタブの機能を備えて余計な所に予算を使わないので安く販売出来る、などと言った理由があるはずです。
付属品も機能も揃っていた方が良いという方は安いを重視にペンタブを購入するのはオススメしません。
逆に付属品は最低限そろっていて価格が安い方が良いといった方は安い理由をしっかりと知った上で購入する事をオススメします。
安いペンタブについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい!

ペンタブのメーカー

ペンタブを購入する際に知っておきたいのがペンタブのメーカーです。
ペンタブは様々なメーカーがあるのでそれぞれの特徴をいくつか紹介していきます!

wacom(ワコム)

wacomはペンタブ製品を販売するメーカーの中でも人気の高い有名なブランドです。

・wacomの特徴
wacom製品には板タブから液タブ、価格から種類まで様々な多くの製品があることが特徴です。
wacom製品にはシリーズ物があり、中でもIntuosシリーズは人気を誇っています。
wacomのペンタブは他のメーカーに比べて値段が高く上級者向けだという印象がある方も居ると思いますが、wacom製品の様々な種類の中には1万円以下の初心者向けのペンタブもあります。
wacomの良い所は、もしも不具合や分からない事があった場合でもインターネットで検索すればwacomの人気ゆえに解決策が見つかりやすいです。

XP-PEN

XP-PENは中国で作られているメーカーです。

・XP-PENの特徴
XP-PENは中国で作られている事もあり、他のペンタブ製品を発売しているメーカーに比べて価格が安いのが特徴です。
ペンタブ初心者の方や、趣味でデジタルイラストを描いてみたい方におすすめのメーカーです。
XP-PENのペンタブの中で一番安い物には6000円代からあるのでペンタブを使ってみたいけどコストは抑えたいという方にぴったりです。

HUION

HUIONは中国のペンタブメーカーです。

・HUIONの特徴
HUIONの特徴は先ほど紹介したXP-PENと同じく中国のメーカーなので価格が安いのと、筆圧レベルが高いのが特徴です。
筆圧レベルとは、ペンで描く時の力加減で線に強弱をつけるレベルの事です。
筆圧レベルが高ければ高いほど、実際の鉛筆やペンなどに近づくので筆圧レベルは高いに越したことはないです。
HUIONは高い筆圧レベル&低価格で購入出来るので初心者~上級者の方まで幅広く使われています。

Ugee

Ugeeは中国のペンタブメーカーです。

・Ugeeの特徴
先ほどまではペンタブ(板タブ)製品が多い中国メーカーを紹介して来ましたが、Ugeeは液タブ(液晶ペンタブレット)の製品が多いのが特徴です。
液タブと聞くと高いイメージがあると思いますが、Ugeeの液タブは他の液タブ製品に比べとても安いのが魅力です。
液タブは10万円近くする、またはそれ以上する物が多いですがUgeeの液タブは安い物で3万円以下で購入できます。
液タブを購入する際は、Ugeeの液タブも選択に入れると良いでしょう。

初心者向けのおすすめペンタブ製品を価格別に紹介!

先ほど紹介した点を踏まえながら初心者にオススメのペンタブを価格別に紹介します!

HUION H610 PRO

HUIONのH610 PROはペンタブ用の手袋が付属で付いてくるので、イラストを描いている際に手が触れてしまい誤動作してしまうといった事が起きなくなるので便利です。
ペンは充電式で重さが14gなので軽くて持ちやすい構造になっており、長時間描いていても疲れないのが魅力です。
筆圧レベルが8192段階で、滑らかに描けます。
価格が5,202円とお手ごろで、ペンタブを使ってみたい初心者の方にオススメです。
対応OS(Windows:7/8/10)(Mac:X/10.11.0以降)
画面サイズ:10x6.25インチ

UGEE ACR-LCD-004-BK-JP

UgeeのACR-LCD-004-BK-JPのペンにはペンモードと消しゴムモードを押すだけで切り替えられる便利なボタンが付いています。
1年保証と日本語の説明書が付いているので初心者の方でも分かりやすくて安心です。
本体が約1kgとスリムで軽量なので持ち運びする場合も楽です。
替え芯は8本付いており、画面サイズは10x6インチです。
対応OS(Windows:XP/Vista/7/8/10)(Mac:X/10.8以降)

XP-Pen Deco01

XP-PenのDeco01は5000円相当のOpenCanvas7という有料ペイントソフトが無料でもらえるキャンペーンを開催しているので、ペンタブを買ったと同時に有料ペイントソフトが手に入るというとてもお得です。
しかし、先着1000名様限定なので定員になり次第終了なので注意が必要です。
ペイントソフトのキャンペーン以外にも本体が8mmという薄さで持ち運びに向いており、本体の裏には滑り止めが付いているので固定されて描いている際にずれないので描き易いです。
作業エリアが10x6.25インチと大きく、描き易いのでお絵かき初心者の方にオススメです。
替え芯は8本付いています。
対応OS(Windows:7/8/10)(Mac:X/10.10以降)

wacom TCTL4100/K0

WacomのTCTL4100/K0はWacom製品の大半が1万円以上する中で、6,194円とお手ごろ価格で、Wacom製品を使いたいペンタブ初心者におすすめの製品です。
Amazon限定製品で、CLIPSTUDIO用のオリジナルカスタムブラシセットが特典で付いて来ます。
その他にも購入特典で、有料ペイントソフト2種類の中から選べるお絵かきソフトウェアが付いて来るのでペンタブが届いたと同時に特典の有料ペイントソフトですぐにイラストを描く事が出来ます。
さらにペンの中に替え芯と芯抜き機能が搭載されているので、ペン先の芯を替える手間がかからないのも魅力です。
替え芯は3本付いており、画面サイズは20x16センチです。
対応OS(Windows:7以降/10sを除く)(Mac:X/10.11以降)

XP-PEN Deco 02

最後に紹介するのはXP-PENのDeco 02という製品です。
Deco 02はクリップスタジオやオープンキャンパス、SAIといった様々な有名ソフトに対応しているので自分に合ったペイントソフトを使って描く事が出来ます。
ペンには様々な機能が搭載されており、ペン先は通常通りペンとして使え、ペンの後ろは消しゴムとして使えたり、ペンの形が六角形で持ちやすいデザインとなっています。
替え芯は8本付いており、画面サイズは10x5.63インチです。
対応OS(Windows:7/8/10)(Mac:X/10.10以降)


上級者向けおすすめのペンタブを紹介!

続いてデジタルイラスト上級者にオススメのペンタブを紹介します!

HUION INSPIROY H610PRO

HUIONのH610PROは価格がペンタブの中では5,959円と安く、さらに保証も一年付いているのでオススメの製品です。
デジタルイラストを描く際に便利な充電不要機能のペンが付いており、ペンの重さは13gと軽く長時間でも使いやすい構造になってます。
ペンが充電式の物で買い替えたい方や、軽いペンを使いたい方におすすめです。
画面サイズは10×6インチです。
対応OS(Windows:XP/Vista/7/8/10)(Mac:X/10.12.0以降)

Wacom Bamboo Pen CTL-470/K0

次に紹介するのはWacomのCTL-470/K0です。
以前ペンタブを購入してペン先が沈んでしまって描き難く、板タブの買い替えを考えているという人にオススメの製品です。
ペンタブのペン先が沈んでしまうと描きづらく感じる方が多いです。
ペン先が沈んでしまうのが理由で買い換える方も多く居る中で、CTL-470/K0を使ってみたらペンが沈まなくて描き易いというレビューが多いです。
ペン先が沈まないペンタブを探している方にオススメです。
ケーブルが1mなので短く感じてしまう場合もありますが、MicroUSBケーブルなので長い物に買い換えることも出来るので安心です。
対応OS(Windows:XP/Vista/7/8)(Mac:X/10.5.8以降)
筆圧レベル:1024
画面サイズ:17.6x27.8x1

HUION 液タブKamvas Pro13 GT-133

HUIONの液タブGT-133は、板タブから液タブに買い換えたいという方にオススメです。
液タブは50,000円以上する製品が多い中でGT-133は37,230円と安く、充電不要のペンで描き易く、コスパが高い製品です。
4個のショートカットボタンあり、各種のペイントソフトに割り当てられるので作業を効率良く進められます。
対応OS(Windows:7/8/10)(Mac:最新バージョン)
液晶画面解像度:フルHD1920x1080
筆圧レベル:8192
画面サイズ:13.3インチ

XP-Pen 液タブ Artist15.6

XP-Penの液タブArtist15.6はフルHDの画質で、6個のエクスプレスキー(ショートカットが登録できるボタン)が付いています。
本体が11mと薄く、持ち運びに優れており、本体の裏面にはスタンドが付いているので液タブを立てた状態で描く事が出来ます。
付属のスタイラスペンは充電不要なので長時間描いていても電池が切れる心配が無いので便利です。
対応OS(Windows:7/8/10)(Mac:10.10以降)
液晶画面解像度:フルHD1920x1080
筆圧レベル:8192
画面サイズ:15.6インチ

ワコム 液タブ Cintiq 13HD DTK-1301/K0

最後に紹介するのはWacom(ワコム)の液晶ペンタブレットDTK-1301/K0です。
DTK-1301/K0では表示できる色数が1677万色もあり、色鮮やかなモニターで自由にイラストを描く事が出来ます。
本体の裏側には自由に液タブの角度を調整出来るスタンドが付いているので自分に合ったスタイルで描く事が出来ます。
DTK-1301/K0はHDMI接続なので、購入する際には自身のパソコンにHDMI端子があるか確認が必要です。
対応OS(Windows:7/8/10)(Mac:X/10.10/ 10.11/10.12)
液晶画面解像度:フルHD対応1920×1080
筆圧レベル:2048レベル
画面サイズ:13インチ

まとめ

いかがだったでしょうか?
ペンタブの基本と購入する際の注意点、最後にペンタブ初心者と上級者、それぞれにオススメのペンタブを紹介してきました。
しかし、ペンタブを購入していざイラストを描こうとした際、パソコンに元から付属しているペイントソフトでデジタルイラストを描くには機能が少なく、あまり向いていません。
プロのイラストレーターで元からパソコンに付属しているペイントソフトを使っている人は居ないに等しいです。
ペイントソフトには無料の物から有料の物まであり、ペンタブでイラストを描いている際に様々な便利機能が付いています。
ペイントソフトによっては細かい修正などが手軽に出来て画力が上がる事もありますので、あらかじめ使いたいペイントソフトを調べておくのがオススメです。
ペイントソフトの事についてもっと詳しく知りたい方は、過去にペンタブで使えるオススメのペイントソフトを紹介しているので是非こちらを参考にしてみてください。
ペンタブについて知りたかった方や、ペンタブ購入検討中の方にこの記事が少しでもお役に立てたら幸いです。


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