白髪染めのおすすめ商品10選!色だけじゃない!髪質や種類もチェック
自宅で簡単に染めることができるセルフカラー。美容室へ行くよりも気軽に安く染められるため、手に取りやすいアイテムです。しかし白髪染めとひとくちにいっても、ヘアカラー・マニキュア・トリートメントなど種類が豊富で、どの商品を使用すればいいかわかりにくい部分も。まだ白髪が少ない人は、おしゃれ染めで代用してもいいのか悩むことも多いのではないでしょうか。
今回は自分の髪にあった白髪染めを選ぶポイントを紹介していきます。最後に市販のカラー剤でうまく染めるコツも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
おしゃれ染めとの違い
黒髪を染めるための「おしゃれ染め」と、白髪を染めるための「白髪染め」には、配合されている成分に違いがあります。おしゃれ染めは黒い髪に着色するので、黒髪のメラニン色素を抜くブリーチ力が高く、色をつける染毛力は低いことが特徴です。反対に白髪染めは、白い髪に着色するため染毛力が高く、髪の明るさによってブリーチ力に違いが見られます。
おしゃれ染めと白髪染めのどちらを使用するかは、白髪の割合・白髪の場所・希望の明るさによって異なります。白髪の割合が多いときや白髪をしっかりとカラーリングし隠したい場合は白髪染めを使用しましょう。
ブリーチ力 |
染毛力 |
|
---|---|---|
おしゃれ染め |
高い |
低い |
明るい白髪染め |
高い |
高い |
暗い白髪染め |
低い |
高い |
また毛染めには男性用と女性用がありますが、大きな成分の違いはなくどちらを使用しても問題ありません。男性と女性では色の好みが違うため、女性用はカラーバリエーションが豊富で、香りやトリートメント効果を売りにした商品が多い傾向にあります。一方男性はニオイに敏感な人が多いため、無香料タイプが販売されていたり、ダメージを防ぐよりはささっと簡単に着色することを重視した商品が多いのも特徴です。そのため髪のダメージを気にする男性は、女性用の白髪染めを使用するとよいでしょう。
5種類の白髪染めを紹介
白髪染めには、「ヘアカラー」「ヘアマニキュア」、「シャンプー」や「トリートメント」、一時的に白髪を隠してくれる商品など、さまざまな種類があります。
ヘアカラー
ヘアカラーは、1剤と2剤の2つの薬剤を混ぜて使用し髪を着色することができるため、しっかりと白髪を染めたい方におすすめです。カラーが長持ちし、手間を省くことができます。
ヘアマニキュア
ヘアマニキュアは髪の毛の表面をコーティングします。外側をコーティングしているので、髪にダメージを与えにくいことが特徴です。また髪をコーティングすることで、ハリやツヤが生まれ、紫外線からも守れます。しかしヘアカラーのように脱色しているわけではないので、髪を明るくすることはできません。
ヘアカラーシャンプー・トリートメント
カラーシャンプー・トリートメントは簡単に白髪ケアを行えます。使用回数が増えますが、髪へのダメージを抑えながらカラーできます。またヘアカラーした髪が長持ちする効果も期待できるので、ほかの白髪染めと併用することもおすすめです。
一時着色料
一時的に髪を染めることができ、シャンプーで簡単に落とせる製品もあります。種類も豊富で、スプレータイプ・スティックタイプ・マスカラタイプ・ファンデーションタイプ・コンシーラータイプなど、自分の使いやすいアイテムを選べます。ブリーチ力がないため、髪へのダメージがなく、アレルギーも起こりにくいので、簡単に白髪を隠せます。ただし汗や雨でもとれてしまい、服を汚すこともあるので注意が必要です。
ヘナ
天然成分のみで作られたヘナカラー。髪色を明るくすることはできませんが、トリートメント効果があり、髪や頭皮、身体に優しい白髪染めです。自然由来の成分だけを配合した製品を選べば、カラー剤にアレルギーがある人でも使用可能。さらに頭皮のエステ効果・頭髪のトリートメント効果・髪にハリやコシを与える効果などがあります。
しかし染める力が弱いため、長時間放置する必要があり、時間に余裕のあるときに使用することがおすすめです。またカラーバリエーションが少なく、暗めの色に着色したい人向きの製品です。
テクスチャーで選ぶ
白髪染めには「液体」「クリーム」「泡」の3種類のテクスチャーがあります。それぞれの特徴を理解し、自分の髪に合った白髪染めを選びましょう。
伸びがいいのは液体タイプ
乳液タイプやミルクタイプとも呼ばれ、1番伸びのいいテクスチャーです。そのため塗るのが簡単で髪にも馴染みやすいです。しかしクリームタイプよりも液だれしやすいため注意が必要です。
こっくり重めのクリームタイプ
クリームタイプは液体タイプよりも重めテクスチャーなので、部分的な着色に向いています。全体を染めるときはもちろん、生え際が気になる際も液だれしにくいので塗布しやすいです。
初心者でも簡単に使える泡タイプ
泡タイプは初心者におすすめで、シャンプー感覚で使用することができます。泡を揉みこむのでまんべんなく行き渡り、色ムラが起こりづらくきれいに着色することが可能です。しっかり泡立てれば液だれもしにくいです。
色で選ぶ
白髪染めには、たくさんのカラーバリエーションがあります。自分の肌馴染みや雰囲気と相性のいいカラーの選び方を紹介します。
瞳の色に合わせる
瞳の色が明るい人は、瞳に合わせて髪色も明るいほうがおすすめ。反対に瞳の色が暗めの人は髪色も暗めが似合います。
肌の色に合わせる
肌の色がイエローベースの人や色が黒めの人は、アッシュや栗色などの寒色系が肌馴染みがよくおすすめです。反対に肌の色がブルーベースの人は、グレーなどのきつめの色では肌がくすんで見えてしまいますが、ピンクなどの暖色系とは相性がよいです。
髪質や白髪の量で選ぶ
白髪染めを使用する場合は、髪質や白髪の量も考慮して選んでいきましょう。
髪が柔らかい、細い
髪が染まりやすいため、希望よりやや暗めの色がおすすめです。また染めてからしばらくすると黄色みが出やすいため、ゴールド系やアッシュ系が似合います。
髪が硬い、太い
髪が染まりにくく明るくなりにくいため、希望の色よりもやや明るめを選びましょう。また赤みが出やすい髪質なので、レッド系やオレンジ系の毛染めがおすすめです。
白髪が多いほうが明るく染まる
白髪は色が入りやすいため、白髪が多いほどはっきり明るい感じになります。そのため白髪が多い人は希望より暗めの色を、白髪が少ない人は希望より明るめの色を選択しましょう。また髪質がわからない場合は、とりあえず希望より暗めで試してみるのがおすすめです。
髪へのダメージを考えて選ぶ
白髪染めは定期的に行う必要があるため、髪へのダメージはつきもの。少しでもダメージが起きにくい白髪染めを選んで、きれいな髪を維持しましょう。
髪が傷みにくいのはどれ?
ヘアカラーよりも、カラートリートメントやヘナカラー、ヘアマニキュアのほうが傷みにくいです。これらの製品は、カラーしながらトリートメントしてくれたり、髪をコーティングしてくれたりするので、ダメージを抑えることができます。
ヘアカラーでもダメージに配慮したタイプも
ヘアカラーの中にはトリートメント成分やヘアケア成分が配合されているものも。着色によるダメージを抑えてくれます。付属品としてアフターカラーシャンプーとトリートメントがついている白髪染めもあるので、染めた後に使うとさらにダメージを抑えることができます。
まずチェックしてほしい!大人気のトリートメントタイプの白髪染め【PR】
利尻ヘアカラートリートメント
利尻ヘアカラートリートメントは髪・頭皮のことを考えられて開発されました。豊富な天然由来植物エキスが含有されており、潤いのある美しい髪色を目指せます。 使い方もとっても簡単!まんべんなく塗布した後に、時間をおいて流すだけです。 ライトブラウン~ブラックまでカラーは4色からお選び頂けます。初めての方限定で1,000円OFFでご購入頂けます。
ヘアカラートリートメントとは
髪表面をコーディングして色を付けるヘアマニュキュアタイプで、髪や頭皮をいたわりながら白髪を自然な色合いに仕上げるのが特徴です。さらに、髪に潤いを与える成分が配合されていますので、白髪を染めながら同時に美髪ケアもできます。
白髪染めのおすすめ商品10選!メンズもレディースもまとめてご紹介
数多くある白髪染めの中でも、特におすすめの商品を厳選して10点紹介していきます。ヘアカラータイプからヘナタイプまで様々な種類の白髪染めを紹介しますので、選び方のポイントを確認しながら、自分の髪質と希望のカラーに合ったものを見つけてください。
リライズ 白髪染め リ・ブラック
「リライズ白髪染めリ・ブラック(自然な黒さ)ふんわり仕上げ」は、100%天然由来配合の白髪染めです。繰り返し使っても頭皮や髪を傷めないので、いつでも好きなときに着色できます。ツンとしたニオイがなく無香性なので、ヘアカラー独特のニオイが苦手な方にもおすすめです。 使用方法はとても簡単で、髪に塗って5分で流すだけであっという間に完了します。頭皮や肌に着色しにくくお風呂場を汚す心配もないため、お風呂場で気軽にケアできるのも魅力です。
ルシードワンプッシュケアカラーナチュラルブラック
男性に人気の「ルシードワンプッシュケアカラーナチュラルブラック」は、過酸化水素水を1/3カットし、phを抑えてパサつきやゴワつきなどの不快感を低減した白髪染めです。髪をいたわる浸透性アミノ酸と毛髪保護成分の海藻エキス・コラーゲン配合で、ハリとコシのある髪に仕上げてくれます。白髪だけではなく黒髪の部分までしっかりと染め上げるので、ムラのない自然な色合いに染まります。 2つのクリームを同時に出せるワンプッシュタイプで使いやすいので、初めて白髪染めを使用する方にもおすすめです。
Naiad(ナイアード) ヘナ 木藍(モクラン)
ヘナタイプの「ナイアードモクラン」は、茶黒系の落ち着いた色に染めたい方におすすめの白髪染めです。100%天然成分のナチュラルなトリートメントヘアカラーで髪や頭皮に優しく、ツヤとうるおいを与えてくれるのも魅力的です。モクランは藍色の染料として長い歴史を持っており、近年、植物の髪染めとして注目を集めています。 髪を黒っぽく染めるモクランにトリートメント効果を高める10種類のハーブを配合しているので、白髪染めと一緒にトリートメント効果も楽しめます。
サイオス オレオクリーム 白髪染め 4N リッチショコラ
「サイオス」はヨーロッパやアジアを中心に世界35カ国で展開されているグローバルブランドです。毛髪保護成分の高品質ピュアオイル配合の白髪染め「オレオクリームシリーズ」は、白髪も黒髪もムラなく均等に着色でき、美容院帰りのような光り輝く美しい髪色に仕上げてくれるのが特徴です。 ピュアオイルにはパサつきを抑える効果や年齢や見た目に大きく影響するツヤ感をアップさせる効果があり、乾燥や熱からも髪を守ります。白髪をケアしながら年齢を感じさせないツヤやかな髪を実現させてくれる白髪染めです。
ウエラトーン2+1クリームタイプ7CB
初めての方でも扱いやすいクリームタイプのヘアカラーです。クリームタイプは液だれしにくいのでしっかり染まり、複数回に分けて使用できるので部分的な白髪のタッチアップにもおすすめです。ミクロの色素で毛髪が満たされる状態で発色するので、深みのあるリッチカラーが長続きするのも魅力です。色持ちが良く、髪の芯までしっかりとムラなく染めるので、6週間経っても色鮮やかです。 カラーバリエーションも豊富で、日本人の髪色に合わせた7つのシェードパターンの中からさらに髪色の明るさを選べるので、こだわりの髪色がある方には特におすすめです。
LUCIDO(ルシード) スピーディカラーリンス ナチュラルブラック
「LUCIDOスピーディカラーリンス」は、自宅で簡単に白髪染めできるリンスタイプの白髪染めです。3分でしっかりと染まるので、体を洗っている間にカラーリングが完了します。まずは5回連続で使用し、そのあとは週に2~3回使うだけ。使う度に少しずつ白髪が目立たなくなります。使い方は、つける、放置、すすぐの3ステップでとても簡単なので、初めて白髪染めを使用する方にもおすすめです。浸透性アミノ酸配合で、髪の内側から弾力を与えてハリとコシのある髪に仕上げます。さらに、髪をいたわる3種のトリートメント成分も配合されているので、髪をケアしながら染められるのも魅力です。
サロンドプロ ヘアマニキュア・スピーディ 6 ダークブラウン
「サロンドプロヘアマニキュア・スピーディ6ダークブラウン」は、髪の表面をコーティングするように染めるヘアマニキュアタイプの白髪染めです。染料が浸透するヘアカラーとは違い、ミクロ化した染料が髪の表面のたんぱく質とイオン結合してスピーディに白髪を染めます。髪への負担が少なく傷みにくいのが特徴です。放置時間はたったの5分で、色持ちは1回の使用で約4週間。残った分は次にとっておくこともできるので、気になる部分の白髪染めにもおすすめです。5つの自然由来トリートメント成分も配合されているので、パサつきをおさえてツヤのある髪に仕上げてくれます。
ホーユーメンズビゲンムースカラー7
簡単ワンプッシュの白髪染めです。ムースタイプなので髪にしっかり浸透し、内側の隠れた白髪や見えない後ろもムラなくキレイに着色できます。センブリエキスや海藻エキスなどのうるおい成分やトリートメント成分配合で、髪のダメージが少ないのが特徴です。ヘアカラー独特のツンとしたニオイはほとんどなく、爽やかなシトラスの香りが楽しめます。 必要な分だけ使用でき、残りは取り置きできるので、無駄がなくとっても経済的です。カラーバリエーションは、ナチュラルブラウン、ダークブラウン、ナチュラルブラックの3種類から選べます。
LPLP(ルプルプ)ヘアカラートリートメントモカブラウン
「ルプルプヘアカラートリートメント」は、海洋由来の保湿成分「ルプルプWフコイダン」が含まれた男女兼用の白髪用トリートメントです。ベニバナやクチナシなど植物由来の天然色素を使用しているので、頭皮と髪をいたわりながら自然に優しく染め上げます。低刺激なので素手でも使用でき、塗れた手でも使用できるのでシャンプー後のトリートメントとしてもおすすめです。ヘアカラー独特のニオイもなく、ラベンダー油やオレンジ油などの爽やかな香りで、心地良く使用できるのも魅力です。
サロンドプロ白髪かくしカラーナチュラルブラック
男性の短い髪や細かい部分にも塗りやすい先端細ブラシが特徴の白髪かくしです。サッと塗るだけで気になる白髪を簡単に隠せるので、時間がない時や忙しい方にもおすすめです。使う度に少しずつ染まり、2~4回の使用で白髪が目立ちにくくなります。速乾性に優れているので手や肌を汚しにくく、汗や水にも強いので夏の暑い時期の使用にもおすすめです。 酸化剤や脱色剤は含まれておらず、髪や頭皮への負担が少ないのも魅力的です。毛髪を保護するトリートメント成分や髪にハリやコシを与えてくれる海藻エキスが配合されており、ごわつかず自然な仕上がりになります。
うまく染めるコツ
きれいに染めるために抑えておきたいポイントを確認しておきましょう。
事前準備を行う
まずヘアカラーで染色する48時間前に必ずパッチテストを行います。過去に同じ毛染めを使って問題のなかった人でも、そのときの体調によってかぶれることがあるため、忘れずにテストしておきましょう。
乾いた髪の状態で毛染めを行います。濡れた髪の状態で毛染めをしてしまうと、液だれして目に入る恐れが高まり危険です。入浴中のカラーリングも湿気で液だれしやすいので避けましょう。また汚れてもよい服装に着替えておいたり、周囲に新聞紙などを引いたりして、染料で汚さないようにカバーしておきましょう。手袋を使うと手が染まるのを防げます。
そして染める前に、水をはじくクリームを顔の周りや耳元、首元の生え際に塗っておくこともポイント。クリームを塗ることで肌に染料がつきにくくなります。しかし髪の毛にクリームがついてしまうと、うまく毛染めできなくなるので注意が必要です。
染める際の注意点
製品のパッケージに記載されている髪の長さと分量の目安を参考に、途中で不足しない量の毛染めを用意しましょう。
まず髪の毛全体を上下左右の4つに分けて、ムラなく均一に塗布しやすくします。毛量や髪の長さによってはさらに細かく分けると染めやすくなります。
そして混合液を作ったら、白髪の目立つ部分や顔周りの生え際など、気になるところや目立つ場所から先に塗布すると、放置時間が長くなってより染まりやすくなります。その後襟足や残りの部分を順番に塗っていきましょう。
全体に薬液を塗布できたら、クシを使って全体をとかしていきましょう。より塗りムラができにくくなります。
放置する際の注意点
寒い部屋で毛染めすると色が浸透しにくいため、20~25度ぐらいの適温に調整しておきましょう。また放置している間は、白髪が目立つ部分にキッチンペーパーやラップを貼っておくと着色しやすくなるためおすすめです。
髪質が硬くて太い人は、規定時間より5~10分長く放置するのがおすすめ。しかし放置時間を長くすると、そのぶん傷みやすくなるので注意が必要です。規定時間になったら一度染まり具合を確認しましょう。
染めた髪を長持ちさせる方法
洗い流す前に染料を乳化させましょう。乳化には色ムラを防ぐ効果があります。やり方は両手でぬるま湯をすくい、生え際から少しずつお湯を揉みこんで馴染ませ、毛先まで乳化させていきましょう。髪全体が馴染んだら乳化の完成です。シャワーでじゅうぶん洗い流し、シャンプーしてカラー剤を洗い流しましょう。
また髪そのものの質が良いと染料や栄養分が逃げないため、カラーリングが長持ちしやすくなります。普段から髪の手入れを行っていきましょう。
白髪染めは種類と髪質で選ぼう!
白髪染めの選び方とおすすめ商品を紹介してきました。白髪染めはタイプによって髪の痛み具合や着色具合が異なるため、まずは自分の髪質にはどの種類が合っているのかをチェックすることが大切です。選び方のポイントをチェックしながら、自分の髪にぴったり合う白髪染めを見つけてください。
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