ロジクールのスピーカーおすすめ8選! z213やz313などを比較

竹澤承太郎
公開: 2018-12-18

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ロジクールのスピーカーの特徴

スピーカー

広い用途に合わせた豊富なラインナップ

ロジクールのスピーカーは用途に合わせて細分化されています。Bluetoothスピーカー、PCスピーカー、ゲーミングサウンドシステムという3つに分かれており、最初にゲーミングサウンドシステムが必要かどうか考えたうえで決めれば良いです。

Bluetoothスピーカーは設置の自由度を重視していて、PCスピーカーはサウンドチップとの組み合わせによりPC環境に必要な音作りを行っています。単に音が鳴れば良いのか、映画やゲーム音響システムとして統合された臨場感溢れるサウンド構成として成立している水準なのかという状況に合わせて自由にスピーカーを選べる点がロジクール製品をおすすめ出来る理由です。

PCを使用する人が求めているサウンド環境を最小限の手間で構築出来るからこそ、ロジクール製品は痒いところに手が届く製品構成として豊富なナインナップが用意されているわけです。

幅広い音場環境を構成できる

ロジクールのスピーカーシステムは、ヘッドフォンとは異なり設置場所により同じ製品であっても音場を形成する環境が異なります。設置場所と設定の組み合わせにより、同一製品であっても異なる音場環境を作り出すことが出来るわけです。

ロジクール製のスピーカーをおすすめ出来る理由として、最初から有線接続と無線接続では設計思想が異なる点が挙げられます。無線接続では、スピーカーの置き場所にとらわれない環境を重視した構成になっているので、スマートフォンとPCで同じスピーカーを共有出来るシステムが存在するわけです。

一方、有線接続では2.1ch、5.1ch、7.1chといった複数のスピーカー構成により、作り出せる音場環境が大幅に変わります。ゲーミングサウンドシステムでは、さらに配線遅延に配慮された高レスポンス設計となっているので、等長配線にこだわったスピーカーシステムも限定モデルとして登場しているくらいです。

ユーザーが欲しいスピーカーをすぐに製品化している点が優れています。

アナログ接続とデジタル接続の2タイプ

スピーカーシステムへの接続は、ロジクール製スピーカーでは個別に確認する必要があります。なぜなら、個別のスピーカーごとに設計思想が異なるので、アナログ接続とデジタル接続のどちらを採用しているかコンセプトを理解しなければ分かりません。

PCへの接続を前提とした場合、PC内部は常に基板上もノイズにさらされているので、アナログ接続はノイズコントロールとの戦いでもあります。オプティカル接続が用いられている製品がアナログ接続に存在することは、ノイズコントロールをしっかり行いたいという人におすすめの製品を用意しているためです。

一方、デジタル接続ならばデジタル信号の伝送時には、エラー訂正のみを行えば良いのでシンプルな構成になります。しかし、アナログ接続にある微調整が出来ないという点から、デジタル接続が必ずしも正解ではないという考え方により、一部のスピーカーシステムではアナログ接続とデジタル接続を両方サポートしているスピーカーシステムが登場しています。

特殊なリスニング環境が作れる

ロジクールのスピーカーシステムは、ゲーミングサウンドシステムと映画鑑賞用のサウンドシステムを中心として、専用の音響管理システムが採用されています。サラウンド効果を高めるためにバーチャルサラウンドシステムが構築されているので、スピーカーが2.1ch相当の数しかなくてもバーチャルサラウンドにより5.1ch再生が可能になっています。

THX認定のスピーカーシステムを導入すれば、映画製作者が意図した効果音を忠実に再現することが可能です。THX認定を受けたサウンドシステムは、年1回のチェックを受けることにより、出荷されている製品であっても求められる水準を満たしていなければすぐに認定を取り消されるほど厳しいものです。

音が出れば良いという人向けの安価なスピーカーを販売している一方で、音響効果にこだわる人にも納得してもらえる水準の音響スピーカーシステムを販売しているロジクール。本格的なスピーカーシステムが欲しい人にこそおすすめ出来ます。

ロジクールのスピーカーのおすすめ

Z625

ロジクールのスピーカーの画像

前モデルZ623の後継として7年ぶりにモデルチェンジしたスピーカーシステムです。THX認定の2.1chスピーカーシステムで、2台のサテライトスピーカーと専用サブウーファーの組み合わせにより臨場感溢れる音場を形成します。

リビングに設置する際に、左右のサテライトスピーカーは900g前後と軽いですが、サブウーファーは6,400gとずっしりした重量感です。実際に鳴らしてみると、家庭内でこれ程の重低音を再現出来るのかと近隣への音漏れを心配するほどの迫力があります。

THX認定を受けている実力を一瞬で感じられるほど、サブウーファーを鳴らした時の音圧には驚くはずです。ゲーミングクオリティーの2.1chスピーカーシステムでありながら、映画製作者が意図した音場を形成出来るほどの性能があるからこそ、入力端子へのこだわりもしっかりしています。

3.5mmアナログ、RCA入力に加えてオプティカル入力をサポートしているので、ノイズコントロールを徹底したい人におすすめです。3系統を同時に入力出来るので、入力方式を3種類に分けておけばつなぎ直す必要なく3つの音源からの同時入力が出来ます。

200Wの総合RMS出力と400Wの最大出力を持つスピーカーシステムは右サテライトスピーカーに低音コントロールが付いており、微調整しやすくなっています。

G560

ロジクールのスピーカーの画像

ゲーミングサウンドシステムとして販売されている2.1chスピーカーです。ロジクール製品の中でもゲーミングサウンドに属するシリーズのため、右サテライトスピーカーが低音、左サテライトスピーカーが中高音域の音に反応してLEDライトをシンクロさせる機能がおすすめです。

ロジクールゲームソフトウェアをインストールすれば、詳細なシンクロライティング設定が可能となっています。最大出力240W・RMS出力120Wのスピーカーは、DTS:X Ultraエンジンを搭載しているので立体音響システムとして稼働させることが可能です。

ゲーム内でどの方向から敵が近づくのか、プレイ中の僅かな環境音を方向と音量で確認すれば、早期に敵を発見して撃破出来ます。入力インターフェースはUSBと3.5mmアナログ、Bluetooth接続の3系統ですが、Bluetooth接続は2台接続可能なため、実質4台まで同時接続が可能です。

Easy-Switchにより、素早く音源を切り替えて使えるだけでなく、複数の入力系統からの音声をミックス再生することが出来るので、BGMとして別の音楽をかけながらの対戦プレイに対応しています。PCだけでなくスマートフォンやタブレット端末への接続を行う際には、Bluetooth接続が大活躍するので1度室内にスピーカーシステムを設置すればいつでも使えます。

Z200

ロジクールのスピーカーの画像

PCスピーカーとして最もシンプルな2.0ch構成で、左右2つずつ合計4つのドライバーを搭載した最大出力10W・RMS出力5Wのステレオスピーカーです。PCへの接続だけでなく、3.5mmアナログピン接続が可能なスマートフォンやタブレット端末から音楽プレーヤーまで、2系統の入力に対応しています。

見た目からも分かる左右2つのサテライトスピーカーには、アクティブとパッシブの2種類のドライバーが搭載され、再生環境に合わせてアクティブ接続もパッシブ接続にも対応しています。

音源に合わせて設定を切り替える必要なく、必要なドライバーが動いてくれるのでPCスピーカーとしてどのようなタイプを用意すれば良いか悩んでしまう人におすすめ出来ます。基本的な2.0chスピーカーとしてPCに接続した使い方をしたうえで、ウーファーが必要だと感じたならウーファー付きの製品へ乗り換えれば良いでしょう。

PCへ接続して無難に使いこなせるスピーカーが必要な時に、細かいことを気にせず使い倒せる製品としてZ200を考えれば気軽に音楽を楽しめるスピーカーだと分かります。トーンコントロールダイヤルを右スピーカー脇に用意しているので、重低音をどのくらい響かせると良いのか自分でコントロール可能です。

ZX1000

ロジクールのスピーカーの画像

PC周りの配線をスッキリさせたいと考えている人におすすめのスピーカーです。ドライバーサイズによりスピーカー性能が左右されやすいことは、重低音を重視する人がサブウーファーにこだわることからも分かるように、ある程度大口径のドライバーを選びます。

しかし、現実問題としてPC周りのスペースに余裕がなければサブウーファー設置や大口径ドライバーユニットを採用したスピーカー設置は難しいです。そこで、スピーカーに必ず存在するスイートスポットを広げる工夫として、ドライバーユニットをロジクール独自の研究により10度傾けて配置することで、サイズ以上のプレミアムサウンドを実現しています。

昔ながらの3.5mmピンプラグによるアナログ接続に加えて、Bluetooth接続にも対応することでZX1000の配線を最小限にとどめるだけでなく、スマートフォンやタブレット端末との接続性も確保しています。ペアリングは2台同時に行うことが出来るので、Easy-Switch機能で一方の音源を停止して他方の音源を再生すれば、自動的に音源が切り替わる点も魅力的です。また、右スピーカーにある直感的操作を可能とする隠しボタンが魅力的です。

X300

ロジクールのスピーカーの画像

旅行先にも持って行けるUSB充電方式のモバイルワイヤレススピーカーです。バッテリーを内蔵しているので、1回の充電で最大5時間の連続再生が可能です。接続方法は、Bluetoothに対応していてA2DPプロファイルを採用し、最大2台の同時接続に対応しています。

ドライバーユニットに角度が付けられているので、音の広がりが長さ15cmというモバイルスピーカーの割に広く感じられます。2つのドライバー以外に、ダウンファイアリングのパッシブラジエーターを両脇に搭載し、重低音を響かせる別のドライバーユニットとして動きます。

最大4つのドライバーから奏でられる多方向への音は、低音域から高音域までを幅広くカバーし、外出先でもヘッドフォンに頼らず音楽鑑賞や動画閲覧の補助として利用可能です。Bluetooth接続と音量コントロールはスマートフォン本体とX300どちらからも行え、手軽に使えるモバイルワイヤレススピーカーが欲しい人におすすめです。

スマートフォンとの接続時には、Bluetoothのペアリングが行われている間、Bluetoothハンズフリー プロファイルによりスピーカー内蔵マイク経由で通話出来ます。スマートフォン本体と最大10m離しても接続が切れず、着信に対して音声コントロールを使えば大切な電話を逃しません。

Z533

ロジクールのスピーカーの画像

幅広い用途に適したロジクール製Z533は、左右サテライトスピーカーとサブウーファーという組み合わせの2.1ch有線接続スピーカーです。最大の特徴は有線コントロールポッドが付いていることで、電源、音量、低音制御、3.5mmピンジャック、ヘッドフォンジャックを搭載しています。

スピーカーをPCから少し離れた位置に配置してスイートスポットでの視聴を行いたい場合や、映像のみをプロジェクター投影するなど普段とは異なる視聴環境であっても手元でコントロール対応出来ます。2.1ch再生を手頃な環境で用意したいと考えている人におすすめのスピーカーシステムです。

2.25インチのドライバーユニットからは、パワフルさとバランスの良さが調和した音声が得られます。最大出力120Wと60WのRMS出力は、サブウーファーが30Wと左右サテライトスピーカーが15WずつというRMS出力値で配分されています。

部屋全体に音が響き渡るように設計されているので、音楽鑑賞だけでなく動画視聴時にも音響効果を期待出来ます。PCだけでなくゲーム機やテレビ接続にも対応するため、3.5mmピンジャックだけでなくRCA接続にも対応しています。サブウーファーへ入力端子が集中する構造になっているので、有線コントロールポッドの配置を考えながらスピーカー設置場所を決めたい人におすすめ出来るスピーカーです。

Z313

ロジクールのスピーカーの画像

箱から出して電源ケーブルと3.5mmピンジャックをPC本体に繋げばすぐに使えるシンプルな構成で、スピーカーシステム導入はハードルが高いと感じている人におすすめしたい製品です。2.1ch再生に対応し、左右サテライトスピーカーとサブウーファーという典型的な構成。サブウーファーが小型で重量も2.3kgと比較的軽いため、大型のシステムに身構えてしまう人でも導入しやすくなっています。

実際にPC周りにスピーカーを置くスペースが不足して困っている人にとって、このクラスのサイズ感は手頃と感じられます。汎用性が高い3.5mmピンプラグのみを採用しており、他の入力方法を使用したければ変換ケーブルを別途用意すればいいでしょう。

PCスピーカーにありがちな四角い箱といったイメージを払拭するために、スピーカーデザインにはロジクールならではの曲線とドライバーユニットの配置角度にこだわり感を持たせているので、部屋のデザインと合わせやすいと思います。

Z213

ロジクールのスピーカーの画像

PC周りの設置スペースが限られていてもある程度の音質を確保したいなら、Z213がおすすめです。左右サテライトスピーカーには50.8mmサイズのドライバーを採用し、サブウーファーには102mmのドライバーを搭載しています。

左右のサテライトををPCモニターの両脇に設置して、サブウーファーだけを床面や棚の上に設置するといった手軽な使い方が可能です。サブウーファーにはダウンファイアリングタイプを採用しているので、実際のドライバーは床面と平行に設置されている点に注目すると重低音の広がりが良く分かります。

有線コントロールポッドにより手元で音量や電源オンオフとヘッドフォン端子への接続を管理出来るので、左右サテライトスピーカーに触れて細かい操作をする必要がありません。入力端子として3.5mmピンジャックのみを採用している潔さから分かるように、エントリー向けで2.1ch環境を試してみたいといった用途に適しています。

中高音を担当する左右サテライトスピーカーは方向性が重要になりますが、サブウーファーは向きの影響がほとんどないため、共振が起きない場所を探して足元設置も自由に出来ます。最大出力14W・RMS出力7Wという数値はさほど高出力ではありませんが、入門者向けモデルとしておすすめできるスピーカーです。


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