
〈プロ解説〉パソコンデスクおすすめ人気26選 サイズや機能性に注目
パソコンデスクは、パソコン作業の快適性や生産性を大きく左右する重要なアイテム。自分に合ったデスクを選ぶことで、長時間のパソコン作業も疲れにくく、集中して作業に取り組むことができます。
そこでこの記事では、インテリアコーディネーターの資格を持つ広島知範さんに、パソコンデスクの選び方について解説していただきました。ぜひ参考にしてください。
店長直伝!パソコンデスクの選び方
まずは、リビングや寝室の一角など、パソコンデスクを置く場所を決めましょう。チェアを動かす範囲も考慮して、置けるパソコンデスクのサイズを確認してください。
長時間仕事をするなら幅100cm以上がおすすめ

パソコンデスク選びで最も大事なのが「サイズ」です。サイズ次第で使いやすさの大半が決まるので、しっかり時間をかけて検討してください。
ノートパソコンを広げて、マウスを使わずタッチパッドで操作するスタイルならパソコンデスクの幅は「60~80cm」でも仕事ができます。もう少しゆとりが欲しい人や、デスクトップパソコンを置きたい人は、できれば幅が「80~100cm」以上は欲しいところ。長時間仕事をするなら「100~120cm」くらいの幅は確保するのがおすすめです。
作業効率がまるで違ってきますし、狭さによるストレスも減って仕事に集中できます。
さらにパソコンモニターを2台置く「デュアルモニター」で作業効率を高めたい人は、幅120cmくらいを目途にしてください。幅120cmあれば23.8インチのモニター2枚も十分に置けます。
デスクの幅が120cmを超えると自宅に置きにくい人も多いかと思います。机は広いほどいいのは間違いないですが、まずは幅100~120cmくらいで検討し、それよりも大きい机が必要かを考えてみましょう。もちろん体格のいい方は、ワンランク上のサイズにすることをおすすめします。
奥行は最大80cm程度に

次は奥行を検討しましょう。奥行が狭すぎて、モニター画面と体との距離を適切にとれないと、長時間のテレワークが辛いものになってしまいます。チェアを動かす範囲が確保できるかも考慮して、大きさを決めましょう。
奥行は最小「40~50cm」くらいあれば、ノートパソコンでの作業なら十分可能です。もちろんゆとりはありませんが、省スペースということを考えると、必ずしも悪い選択とは言えません。
デスクトップパソコンを使う場合、モニターを置くため、奥行きは最低でも「50~60cm」必要です。60cmあれば、モニターを置いて手前にキーボードを置いてもゆとりがあるので、一般的には使いやすいサイズ感だと思います。モニターが27インチなど大きい場合、奥行は「60~70cm」程度欲しいところです。
奥行が狭い場合、大きいモニターを一台置くよりも、少し小さめのモニターをデュアル(2台)で配置するほうが、奥行を節約できます。
70cm以上の奥行があれば、テレワークにおいてはほとんどのシーンに対応できますが、手が届きにくくなる場合も。奥行は最大80cm程度と考えると失敗が減らせます。ちなみに一般的なダイニングテーブルの短い方の幅は80cm前後が多いので、購入前にそこで作業してみて奥行をイメージするのも賢い選び方です。
高さは70~72cmを目安に選ぶ

デスクの高さ(床からデスク天板の上端まで)は「70~72cm」程度が一般的です。日本人の体型を考えると、この数字を基準に選べばほぼ失敗はありません。
とはいえ人によって体型差もあります。高さを調節できるチェアも多いですが、デスクも高さ調節ができれば理想的です。
なぜならデスクの高さにチェアを合わせると、床にかかとが着かなくて座りにくくなる可能性もあるから。まずは床にしっかりかかとが着いて作業しやすい椅子の高さを割り出したうえで、それの高さにデスク天板の高さを調整すると、作業しやすい環境が作りやすいですよ。
便利な機能、棚や天板にも注目

デスクの最適なサイズが決められたら、次は「あったら嬉しい機能」を検討します。
例えばプリンターを置く必要があるなら、その分、天板の幅の広いタイプや、棚がセットになったタイプも選択肢に入ります。部屋にデスクの設置スペースがなく、使ったあと片付ける必要があるなら、折りたためる機能は必須です。
紙に手書きすることが多い人はデコボコ感のない天板を選ぶのも、意外と忘れがちなポイント。物を多くしまいたい人にとっては、収納スペースの多さも機能性の一つです。
デザインは最後に検討しよう

デザインは最後に検討することをおすすめします。
スタバのようなオシャレな作業スペースに憧れる人も多いと思いますが、使い勝手の悪いデスクを使ってみるとアッという間に現実に戻され、やっぱり最適なサイズや機能をもっと考えておけばよかった…と思うはずです。
ですが、ここまで解説したように幅・奥行・高さ・機能性まで考慮したうえでなら、デザインは自分に甘くなっても大丈夫。シンプルに好きなデザインを選べばOKです。
部屋のインテリアに合わせるなら、木の色味を揃えたり、逆にスチール脚のデスクを選んで素材にバラエティを出すといった点を意識したいところ。
狭い空間に置く場合は、デスクの色をホワイトなど明るいものにすると圧迫感を減らすことができます。
さらにデスクの天板が厚いとドッシリ高級感が出る反面、重々しくて窮屈になることも。軽やかでスッキリしたデザインのデスクを選ぶと、狭い空間にも馴染みやすくなります。
〈編集部PICK UP〉パソコンデスク、人気メーカーの売れ筋商品

Moovoo編集部
数あるパソコンデスクの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
スタンダードタイプのおすすめパソコンデスク5選
L字タイプのおすすめパソコンデスク5選
ロータイプのおすすめパソコンデスク4選
折りたたみタイプのおすすめパソコンデスク4選
ラック・シェルフタイプのおすすめパソコンデスク4選
- サンワサプライ(Sanwa Supply)
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パソコンデスク HLN-60BKN2
- 税込み17,800円(Amazon)
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省スペースにぴったり、高い収納力のコンパクトラック
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スタンダードな縦型のコンパクト設計。上棚は可動式で、中棚・下棚は付け替えられ、パソコン周辺機器類に収納スペースを合わせられます。
棚板2枚を同じ段にセットすれば、大きい機器の収納に。1枚ずつセットすれば、足元のスペースを広くとれます。2枚を取り外しての使用も可能です。
キーボードスライダーとマウステーブル付きのため、24インチモニターを置いても天板にゆとりがあります。カラーは、ブラックと木目調の2色展開です。

Moovoo編集部
旧モデル(HLN-60BKN)を編集部のオフィスで使っています。手頃な価格で、しかも機能的です。
▼ 旧モデル(HLN-60BKN)を編集部でレビューしました。
- サンワサプライ(Sanwa Supply)
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パソコンラック 100-DESK065
- 税込み28,800円(Amazon)
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30インチの大型モニターに対応した大容量ラック
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可動式のキーボードテーブルを採用し、天板をゆったりと使えるデザインです。30インチの大型モニターが設置できます。総耐荷重100kgのタフさも魅力です。
ケーブルを通す穴や、タップを収納するスぺースがあり、背面もすっきり。5段階で高さ調節できる上棚と、中棚が取り外せるデスク下の収納スペースを備えています。
サイドパネルにはパンチング加工を施し、パソコンの熱がこもりにくい設計に。付属のフックを取り付ければ、サイドに荷物をかけられます。
昇降タイプのおすすめパソコンデスク4選
- 山善(YAMAZEN)
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昇降テーブル キャスター付き NGL8045
- 税込み14,789円(Amazon)
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ローテーブルからデスクまで、簡単に高さ調節できる
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レバー操作で楽に高さを変更でき、デスクだけでなくローテーブルとしても活躍。ノートパソコンを乗せて仕事をするときは高く、リラックスタイムは低くといったように使い分けられます。
折りたたむと厚さ11.5cmまで薄くなるので、家具のすき間に収納できるのもポイント。脚の片側にはキャスターを付け、場所移動も楽々です。
カラーは、ウォルナット・ブラックとオーク・アイボリーの2色をラインアップしています。
- Bauhutte(バウヒュッテ)
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ゲーミングデスク BHD-1200M
- 税込み27,800円(Amazon)
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デュアルモニター対応、昇降式のゲーミングデスク
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シンプルで使いやすい、24インチのモニター2台が設置できる天板を採用しています。クランプを固定しやすい形状のため、モニターアームを使うのもおすすめです。
天板は、59~80cmで高さ調節が可能。正しい姿勢をキープしやすい位置にセットできます。脚には昇降の目安となる、メモリが施されています。
グラ付きを軽減する底板と横揺れを抑えるクロスバーにより、快適さを実現。タップやケーブルを固定できるパンチングボードもあり、便利に使えます。天板の幅は80・100・120cmの3サイズ展開です。
- FLEXISPOT
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電動昇降式デスク E9
- 税込み35,200円(Amazon)
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ボタンひとつで自動昇降、スタンディングワーク対応
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天板の高さが、ワンタッチで73~123cmに昇降する電動式。スタンディングデスクとしても使えて便利です。ポジションを複数セット可能な、高さ記憶ボタンも備えています。
障害物検知機能を搭載し、異物を感知すると操作を停止します。天板の広さは、パソコンだけでなく文房具や書類なども置ける幅120cmです。
壁際に置いてもぴったりとくっ付く、コの字型フレームを採用。デスク下のスペースにゆとりがあり、別売りのワゴンも設置できます。
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