おすすめ強力LED懐中電灯10選!実用的から未来派まで

moovoo編集部
公開: 2018-10-18
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非常時に困らないために!使い古しの懐中電灯で大丈夫?

懐中電灯で照らす

地震や台風などの災害は突然やってきます。非常用持ち出し袋を用意するなど日頃から対策している人も多いでしょう。懐中電灯も用意しておくべきもののひとつですが、家にあったものをそのまま使うと、いざというときに役に立たないかもしれません。電化製品はどのような状況でもちゃんと機能するか、日頃からチェックしておきましょう。

懐中電灯を選ぶポイント5点

懐中電灯の選び方のポイントを5点紹介します。いつどのような災害が起きるかわかりませんが、どのような状況でも困らない懐中電灯なら安心ですね。実用的な、持っていると思わぬところで助かったなと思える懐中電灯を見つけましょう。

光の強さをチェック!

懐中電灯を選ぶポイントは光の強さと色です。明るければ明るいほどよく見えるかというとそういうわけではありません。光への反応は個人差があります。目が比較的悪い人、遠視の人、すぐ目がチカチカする人などがいるので、光を見て自分に合った色や光の強さを持つ懐中電灯を選びましょう。まぶしさを感じやすい人はオレンジ色の光が比較的見やすいと言われています。

また、個人差があるとはいえ、やはり商品に載っている明るさの表示は購入するときの目安になります。通販で購入する場合、光を確認できませんから数値に頼る必要があります。光の明るさは「ルーメン(lm)」と呼ばれる単位で表現されます。

以前は電球などを購入するときは「ワット(W)」を使っていました。しかし「ワット」は消費電力であり、消費電力の少ないLEDの明るさを制作に表現できませんでした。そこで現在では「ルーメン」を使っている、というわけです。足元を確認する程度なら50〜100lm、もう少し遠くなら200lm、アウトドア用に300lmくらいを目安にしましょう。

電源は?乾電池と充電式はどちらがいいの

懐中電灯の電源には乾電池と充電式があります。充電式の場合はいつでも充電でき、リーズナブルですが、災害時など停電になった場合やアウトドアで山奥に入った場合などは充電できないため不便です。あくまで予備の懐中電灯という位置付けで持っているとよいでしょう。いざというときに使う懐中電灯は乾電池を使用するタイプを購入しましょう。

ただ、電池式の懐中電灯を使う場合にも気をつけたいことがあります。懐中電灯を収納しておいて久しぶりに点灯するとあまり明るくないという経験はありませんか?その場合、使用しなくても乾電池の電力が消費されてしまい、電力不足で力がない状態になっている可能性が高いです。

しばらく使わないときは、機器本体から電池を取り出しておきましょう。そして直射日光を避け、あまり温度が上がらないような場所に保管します。

また、乾電池を購入するときには新しい製品を選ぶことも大切です。食べ物に賞味期限があるように、乾電池にも実は使用期限があります。使用期限は乾電池に刻印されていますから確認しましょう。

なんのために使うのかを考えてどのように照らすかを考える

懐中電灯にはいろいろな形態があります。一般的な懐中電灯、ベルトで頭につけるタイプの懐中電灯、ランタンのような形でテーブルの上などに置けるタイプなどです。

・ハンディタイプ
片手にすっぽり入りきるような細くて小さいペンライトタイプから、持ち手がついている大きなものまで、その大きさはさまざまです。片手で操作ができる、しばらく持ち歩いても疲れない程度の重さのものを選びましょう。災害時など足元に何があるかわからないと困る場合は、ズーム機能付きで照射距離を伸ばせる懐中電灯が便利です。

・ランタンタイプ
災害などが原因で停電になったとき、室内の灯りとして使うにはランタンタイプがおすすめ。食事をするときなど暗い中で食べるとちょっと悲しい気持ちになりますよね。ランタンタイプの懐中電灯があると気持ちも少しだけ明るくなるかもしれません。

・ヘッドライト
頭につけるタイプの懐中電灯、つまりヘッドライトは両手が自由になるので作業をしなくてはならないようなときに便利です。ただ、当然ながら顔が動くと光も動き、自分が見る方向を照射します。そのため自分1人で作業をする場合は都合が良いのですが、数人で一緒に行動する場合は他の人が見にくくなるというデメリットがあります。

点灯時間が長いこと

暗い道を歩いているときに急に電池が切れてしまったら大変です。特に災害時に電池が切れてしまわないか心配しながら歩くのはストレスの原因にも繋がっていきます。必ず機器の点灯時間を確認しておきましょう。ソーラーや手巻き式といった発電システムがついているとしても、電池がフル状態でどのくらい使えるかは知っておくといざという時に困りません。

懐中電灯そのものと点灯時間を確認して最低でも7時間(一晩)は維持できるものを選びましょう。

地震など災害があったときに重宝する機能つき

昨今の懐中電灯にはさまざまな機能が付随しています。

・USB充電式バッテリー内蔵タイプ:内蔵バッテリーからモバイルへ給電ができる機能です。つまりモバイルバッテリーとして使えます。
・防水:各機器にIPという文字と一緒に数字が2つ書かれています。右の数字が防塵機能、左が防水機能です。10段階評価になっており、5以上は欲しいところです。台風などにより、大雨の中を濡れながら歩く必要が出てくるかもしれません。災害用であれば防水機能は必須です。
・ラジオ:災害時に強いのがラジオです。ただ、災害時にいくつも機器類を持っていると紛失する可能性が出てきますので、懐中電灯に機能として搭載されたものをおすすめします。
・ズーム機能:光を遠くにまで照射する機能です。
・モールス信号でSOSの点滅機能:ズーム機能付きの懐中電灯に搭載されている機能です。ズーム機能で強い光を発し、点滅してSOSを送ります。

おすすめ懐中電灯10選

いざというときに役に立つ懐中電灯を10個紹介します。災害時はもちろん、魚釣りやキャンピングなどのアウトドアでも使用可能です。いろいろなシチュエーションで有用な懐中電灯を集めました。

軍用だから防災にも威力!小型のフラッシュライト「WsiiroonLEDXM-L2」

軍用にデザインされた懐中電灯は、キャンプ、登山などのアウトドアライフや防犯、防災、地震対策、停電時などの非常時に威力を発します。点灯モードも5種類搭載されています。光の強弱だけではなく、点滅によってモールス信号でSOSを伝える機能付きです。ズーム機能も片手で操作しやすく、照射範囲を変更できます。最大出力1800ルーメン。もちろん防水機能も完備。ただし充電式なので、予備の電池を用意することをおすすめします。なお、本製品は「PSE取得済製品」です。

アウトドアでも人気!GENTOS(ジェントス)GシリーズANSI規格準拠LEDフラッシュライトGF-012DG

ジェントスは、フラッシュライト・ヘッドライト・ランタンといったLEDライト関連のアイテムを手がけている日本のメーカーです。どの製品も軽量で使いやすく、照射能力・耐久性が飛び抜けています。その中でもGF-012DGは特にコストパフォーマンスが優れている製品です。1mの深さまで浸水可能、2mの高さから落としても問題ありません。Ecoモードを利用すればLED連続点灯時間が29時間とかなりの長さに。小型サイズなので取り回しも楽ですよ。

登山や魚釣りに!明るい光の「GENTOSLEDランタン」EX-1000CANSI規格準拠

GENTOS(ジェントス)のLEDランタンは、白、昼白、暖色と色の切り替えができ、明るさもダイヤルで調整可能です。『暖色かつ強』の状態で約11時間点灯するので災害時にもお役立ちです。明るさは最大1000ルーメン。防水機能もあるので魚釣りなどアウトドアで使っても心配いらずです。

最新の技術で使い勝手が良い一方、デザインは昔ながらのランタンでとても和みます。

停電時にも便利!東芝「LEDランタン付き懐中電灯」KFL-304L(W)KFL-304L(W)

大手電機メーカー東芝から出ている、災害時などに便利なランタン付き懐中電灯です。懐中電灯そのものにズーム機能などは付いていませんが、足元を見る程度には使えます。楕円形で転がりにくく、懐中電灯の光部分を下にして立てれば側面のLEDをスイッチ切り替えで点灯、ランタンとしても運用することができます。

連続点灯時間はランタンで10時間、懐中電灯は少し暗めながら70時間とかなりの持ち。長時間使えるので災害時に便利です。防水加工がしてあるので雨の中でも使用可能。

両手が空くから作業用に!「TOSHIBALEDヘッドライト」BKL-403(K)

こちらも大手電機メーカー東芝から出ている、頭にベルトでつけるタイプのLEDヘッドライトです。ベルトで頭につける懐中電灯のメリットは両手が自由に使えることと自分が見たいと思った際、頭と一緒に光が動くことです。そのため作業をするときにはとても便利です。いつも車の中に置いておくと夜誰もいないようなところで車に何か問題が起きたとき助け舟になってくれますよ。連続点灯時間は「強」で約5.5時間、「弱」で約20時間です。

車でのお出かけに連れて行くといいかも!ラジオ付き懐中電灯Greadio

AMとFMが聞けるラジオ、照明具、スマホ充電など災害時に助かる様々な機能が搭載された懐中電灯です。防水性もあるのですがそれほど強くはないので、水の中に入れたり、大雨の中で使用したりするのは避けましょう。

充電方法もUSBケーブル充電、手回し充電、太陽光充電と多岐にわたるので、停電したときでも安心。手回し充電の場合、1分間の作業で、LEDライト約10分の量をチャージできます。満充電状態であれば読書ライトとして10時間以上、ラジオも4〜5時間使えます。

スマホの充電にも使えるオーム電機のRadiusZシリーズ LH-C17A5

使いやすい電化製品をリリースすることで定評のオーム電機が提供するLEDライトの懐中電灯です。手のひらへの収まりが良いハンディライトです。USB充電式でバッテリーを内蔵しているため、モバイルバッテリーとしても使用可能。スマートフォンの充電が必要になったときに重宝します。

もちろん懐中電灯としての機能も優れています。明るさ最大380ルーメンで照度約7,200ルクス。明るいHighモードとエコのLowモード、点滅の3つに切り替え可能で、ズーム機能も完備。防水機能も搭載しているのでアウトドアでも活躍します。

レトロなデザインに最新テクノロジー!「強力マルチライトBF-MK10」

大手電機メーカーのパナソニックが作るレトロなデザインが可愛い角形の懐中電灯。デザインはレトロですが、機能は最新、防災やアウトドアにお役立ちです。270gと軽量で持ち手もついているので外で懐中電灯として使用可能なのはもちろん、四角い形状なのでテーブルの上などに置けばランタンとしても使えます。

あっという間に売り切れる人気の懐中電灯!「paper-torch」

ペーパートーチの画像

「paper-torch(ペーパートーチ)」はデザインオフィスnendoを始めとした数社の合同プロジェクトで作られた不思議な懐中電灯です。一見ただの紙ですが、丸めると光り始めるという不思議な懐中電灯です。紙状のものが照明具に早変わりということもあって、地震などの大きな災害時には非常に有用です。

スマホを懐中電灯にする無料アプリ「フラッシュライト」

厳密には懐中電灯ではないのですが、緊急時に役立つということでこちらも紹介します。グーグルプレイで無料アプリ「フラッシュライト」をインストールするとスマホが懐中電灯として使えるようになります。スマホなどのデバイスにはLEDライトが内蔵されているので、それを利用して照明器具とする、という仕組みです。

非常用に信頼できる懐中電灯を

懐中電灯の光

利便性の良いスタンダードなものからサバイバル目的で利用されるプロ仕様なもの、変わり種では紙やアプリなど、さまざまな懐中電灯をご紹介しました。懐中電灯は防災用という意識が今は強いですが、基本的な機能は何かを照らす「ライト」です。被災時にしか使用してはいけない、ということではありません。防災への備えという側面も持たせつつ、自分の生活に役立つような、懐中電灯を選んでくださいね。


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