ドルツ最新モデル「EW-DP52」、「EW-DP51」と比較レビュー
パナソニックの電動歯ブラシ・ドルツの最新モデル「EW-DP52」が2018年9月に発売されました。
ドルツは歯科医師推奨の磨き方（ヨコ磨き）が再現された電動歯ブラシです。
そのシリーズ最上位モデルのメリットは？ 前モデル「EW-DP51」からの変更点は？
実際に使用した筆者が、動画をまじえてレビューをお届けします。
最新モデル、何が違うの？
2018年9月1日に発売されたドルツの最新モデル「EW-DP52」。
前モデルからどのような点が変更されたのでしょうか？
こちらが最新モデルの「EW-DP52」
そしてこちらがひとつ前のモデル「EW-DP51」です。
見た目に大きな変化はなさそう…
色もシルバー、黒、ピンクの3色展開で、全く同じです。
では一体なにが変わったのでしょうか？
実は、改良されたところが2点あるんです！
新しくなったステインオフブラシ
「EW-DP51」と比較してステイン除去性能が2.4倍にアップしたそうです」
いつも持ち歩くのは緑茶、家では紅茶派、食後のカフェラテが大好き。
そんな毎日の着色汚れが気になる筆者には、ありがたい限り。
このブラシ、実はステインオフ以外の使い道もあるんです。
磨き心地と一緒に後ほどお伝えします。
爽快感アップ、「Wガムケアモード」
前モデルにも搭載されていた「ガムケアモード」。
じゃあこの「W」は何なのか？
答えはヨコ振動に加えて、タタキ振動が備わったことです。
ふたつの振動で緩んだ歯茎をやさしくケアし、歯茎の健康を促進してくれるんだそうです。
「最近歯茎が下がってきているかも…」
なんて不安な方にもとってもオススメのようです。
強みはそのままに、「W音波振動」
ブラシの動き、もはや見えない
「W音波振動」で磨く「Wクリーンモード」を起動したところ。
ブラシの毛先が動いているのですが、動きが細かすぎて一眼レフでも捉えられません…
こんなに細かい振動なら、歯と歯茎の間の歯垢もしっかり除去してくれそう！
実際に、使ってみた
「あれだけ動きが細かいと、歯に当てると痛かったりするのかなあ」
そんな不安を抱きつつ、いざ最新モデルを試してみることになりました。
女性でも、ストレスなく使える
「大きくて、重たくて、使いづらそう」
電動歯ブラシに対して、そんなイメージをずっと持っていました。
でもドルツは、
「ちゃんと手に収まる！」
「意外と軽い！」
この時点で目から鱗です。
こちらは握ってみたところ。
筆者は女性ですが、手のひらからはみ出してしまう！なんてこともないです。
製品のボトムから最上部付近のボタンまでは距離があるように見えますが、
スイッチ起動、モードの切り替え、すべてストレスなく行うことができました！
また15分以上続けて使用してみても重さによる違和感を感じることもなく、良い意味で予想を裏切られました。
磨き心地、ツルツル！
さて、それでは実際に磨いてみます。
今回は、歯磨き粉は使いません。
（電動歯ブラシと一緒に使う場合、歯を傷つけないために研磨剤が少ないものを使用されることをお勧めします）
ブラシを水で濡らして、丸いボタンをプッシュ、
スイッチ、オン！
…
…
「全然痛くないじゃん！！！」
「W音波振動」で歯を磨いている時のイメージイラストです。
こんな風に歯垢にアタックしていたら多少の痛みも感じそうですが、
本当に、全く、無痛でした。
むしろドルツは私たちにとっても親切。
口の中を上の歯・右半分、上の歯・左半分、下の歯・右半分、下の歯・左半分の
4つに分割し、各30秒ずつブラッシングをするという方法を
30秒ごとになるアラーム機能で手助けしてくれます。
急かされるのは苦手なタイプですが、
「まだアラーム鳴らないから、奥歯をもう一度磨こうかなあ」
などお知らせを目安にして、歯磨きをすることができました。
たった2分間しかブラッシングに時間を使っていないはずなのに、
普段の手磨きよりも、ずっとツルツルの仕上がり。
思わず鏡の前で、にーっと笑ってしまいました。
この形状が、好きだ！
ドルツを横から見ると、このような形状をしています。
私がもっとも気に入ったポイントは、ブラシのゆるやかなカーブ。
奥歯から前歯に移動してくる時、角の歯を磨くためにブラシを持ち替えたことありませんか？
ほんの少しの動作ですが、ちょっと面倒だったりすると思います。
それがこのカーブのおかげで、とてもスムーズに行えるのです。
「扱いづらそうな機械」
という筆者の電動歯ブラシに対するイメージもきれいさっぱりなくなりました。
6種の替えブラシがセットに
「EW-DP52」には付属の替えブラシが6種類あります。
これが1本1本、すごい力を持っているのです！
順番にご紹介していきます。
密集極細毛ブラシ
歯周ポケットや細かいすき間汚れのケアに適しています。
長さの異なる毛が組み合わさっているのがわかりますか？
これによって細かいところにも入り込む感じが、とても気持ちいい！
ドルツのマーケティング担当、光安優花さんは
主にこのブラシで歯磨きをされているとのことでした。
マルチフィットブラシ
歯面やかみ合わせ面に適していて、しっかりとした磨き感が特徴です。
毛の長さが揃っているためか、歯をがっちりと捉えてホールドしてくれているように感じました。
「磨いた！」という爽快感がほしい方に、ぜひ使ってみてほしい！
ポイント磨きブラシ
歯間や歯並びの悪い磨きにくいところ、歯列矯正をされている方にオススメのブラシ。
極細毛ブラシでしっかり磨いたあと、そんなに汚れは取れないだろうなあと思いながら歯間部に使ってみたのですが
笑っちゃうくらい、汚れが浮き出てくる！
全体を磨いたあとに、気になるところだけサクッと使うのがいいかもしれません。
ステインオフブラシ
前モデル「EW-DP51」から改良されたブラシです。
着色汚れをケアし、約1週間で自然な白い歯を目指すことができます。
両サイドの白い毛は一般的なブラシと同じもので、ステインケアだけでなくブラッシングも同時にできてしまう優れもの。
そして、これだけではありません。
こちらはブラシの裏面。
少し濃い青色をした、細かな突起があるのがわかりますか？
なんとこの凸凹、舌の汚れを取り除くためのものなんです。
1つで3役、なんて優秀なんだ…
ステインオフアタッチメント
2週間に1度の集中ステインケアに特化したブラシです。
セットになっているステインクリーンペーストと一緒に使います。
広い部分・細かな部分、それぞれに適した異なる形状のブラシが表・裏になっているので
お口の中の隅々までケアができますよ！
シリコンブラシ
約1週間で歯茎の健康を促進してくれます。
他のアタッチメントと比較して、大きめのヘッドになっているので
1度に多くの部分を刺激することができます。
他のモデルにも「ガムケアモード」が搭載されているものはありますが、
より健康促進効果が期待できる「Wガムケアモード」が使えるのは
最新モデル、「EW-DP52」だけ！
つー、とん、つーというリズムの振動がとても心地よかったです。
番外編・こども用ブラシ
付属品ではありませんが、お子様向けの小さなブラシもあります。
2本入りで税抜600円、交換の目安は3ヶ月なので
手磨き用のブラシと価格はそれほど変わりません。
歯科医師推奨の磨き方を早い段階からすることで、
一生もののの歯を、長く健康に保つことにも繋がりますね。
ブラシの交換もかんたん
「そういえばブラシって、付け替えるの難しそう」
そう思われた方もいるのではないでしょうか？
意外と簡単だったんです。
グッと引っ張ったら、ブラシが外れ
グッと差し込んだら、ブラシをセットすることができます。
握力が20を切っている私も簡単に付け外しを行うことが可能でした。
老若男女、誰でもお口の健康を守るためにドルツを使いこなせそう！
歯磨きのあとは、しっかり口をゆすごう
ドルツには電動歯ブラシの他に、ジェットウォッシャーが多くの人に支持されています。
せっかくきれいに汚れを落としても、それがお口の中に留まっていてしまうと
ブラッシングの効果が薄れてしまうようです。
口腔内の汚れをしっかりと洗い流すために
強い水流でそれをサポートしてくれるのが
ドルツ・ジェットウォッシャー！
ノズルがついた持ち手部分は、写真のように女性でもきちんと握りしめることができる大きさです。
グレーの部分のスイッチを上にあげると…
先端部分から水が細い線のようになって、勢いよく噴射されます。
この強い水流を歯間に当てて行くのですが、
すすぎ終わったあとの爽快感が尋常じゃない！
こどもの頃から続けてきた「口をゆすぐ」という概念がひっくり返りました。
歯磨き粉を使わなくたって、これがあればいつだってお口を気持ちよく保てそうだぞ！！！
まとめ
いかがでしたでしょうか？
ドルツの最新モデル「EW-DP52」はこれまでの良い部分はそのままに、
歯茎ケアやステインケアなど
私たちが求めている機能をさらにパワーアップさせたモデルになっていました。
お口の健康を守るために、プロの歯科医師が勧める磨き方を
短い時間で、おうちで実践できるドルツが筆者もどんどん欲しくなってきました。
付属のブラシやジェットウォッシャーなどもうまく活用しながら
一歩先のオーラルケアに取り組んでいきませんか？
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