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実は栄養ドリンク?ビールの栄養比較と「体にいいビール」の種類とは?

Chie Hamana
2018-10-16
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ビールにはどんな栄養素が含まれているの?

ビールは、水・麦芽・ビール酵母・ホップが主原料です。
中でも栄養成分が豊富なものは、

・麦芽
・ビール酵母
・ホップ

この3つ。それぞれに含まれる栄養成分を見てみましょう。

ビタミンB群やミネラルが豊富な「麦芽」

麦芽には、ビタミンB1 B2 B6・イノシトール・葉酸・パントテン酸・カルシウム・カリウム・マグネシウム・リン・ナトリウムなどの栄養成分が含まれています。ビタミンB群やミネラル類が主で、多くのビールには大麦の麦芽が使われています。麦芽の色が濃ければビールの色も濃くなり、薄ければビールの色は薄くなります。

食物繊維やビタミンが豊富な「ビール酵母」

タンパク質・ビタミンB1 B2 B6 B12・食物繊維核酸などの栄養成分が含まれています。ビール酵母は、ビールの個性や味わいに影響しています。

ポリフェノールが含まれている「ホップ」

ホップには、ポリフェノール・フィストロゲンなどの栄養素が含まれています。ポリフェノールはワインで有名な栄養素で、ワインの次にポリフェノールが含まれるお酒、それがビールです。ホップは、ビールの風味付けとして使われています。

ビールは体にいい?!ビールの効果効能10個とは?

ビールには、下記10個の効果効能があると言われています。

・心筋梗塞や狭心症などの発病が減る
・動脈硬化や心臓発作を予防してくれる

・糖尿病のリスクを減らしてくれる
・ビールの利尿作用が結石を押し出してくれる

・虚血性心疾患のリスクを減らしてくれる
・発がんプロセスの抑制作用

・骨がもろくなるのを防いでくれる
・女性特有の悩み、肌荒れや冷え性を改善してくれる

・便秘解消の効果も
・疲労回復や美容効果も

どの効果も各機関の研究や論文などで発表されていたり、医師が認めています。適量さえ守れば、健康のためにビールを推奨する専門家もいるくらいです。

「ビール」「発泡酒」「第三のビール」の栄養比較

各商品により原材料が変わるため一概に比較できませんが、ここではそれぞれに含まれる主な栄養素成分と原材料を比べてみます。(今回はキリン商品に統一して比較します)

ビールの種類と栄養比較
分類(商品名) ビール(KIRIN 一番搾り) 発泡酒(KIRIN 端麗生) 第三のビール(KIRIN のどごし生)
原材料 麦芽・ホップ 麦芽・ホップ・大麦・コーン・糖類 ホップ・糖類・大豆タンパク・酵母エキス
エネルギー 40cal 45cal 37cal
たんぱく質 0.3-0.6g 0.1-0.3g 0-0.3g
脂質 0g 0g 0g
糖質 2.6g 3.2g 2.7g
食物繊維 0-0.2g 0-0.1g 0-0.1g
ナトリウム 0㎎ 0㎎ 0-9㎎

ビールから得られる効果効能は、主に麦芽やビール酵母・ホップからきています。そのためビールの効果を期待するなら、発泡酒などではなく麦芽使用率が50%以上であるビールが一番おすすめでしょう。

カロリーを気にするなら、上記の三種類なら第三のビールが一番摂取カロリー低いのでおすすめです。ビールは高カロリーなイメージを持たれがちですが、商品により発泡酒よりもカロリーが低いこともあるのです。

また栄養成分は、ビール・発泡酒・第三のビールで大きな差はありませんでした。差があるとすれば、ビールや発泡酒などの分類問わず各商品により出てくるのでしょう。それくらいビールや発泡酒は、商品により原材料が違うため栄養成分も変わってくるのです。

太ってきたかも?と思ったらビールの裏の栄養成分表示をチェック

「太ってきたかも?」と気になりだしたなら、ビールを飲む前に裏記載の「栄養成分表示」を活用してください。

まず1日に必要な平均エネルギー(性別&年齢別)を見ます。こちらは厚生労働省が推奨している表です。
※性別の下にある「身体活動レベル1~3」は普段どれくらい活動的かの目安なので、自身で「私は運動不足だから1かな~」などと判断してください。

筆者なら38歳女性でここ最近運動不足です。そのため1日に必要なエネルギーは「1750カロリー」になります。

もし1本170calあるプレミアム系ビールを夕食時に5本も飲んだら、1日に必要な摂取カロリーの3分の1以上をビールでまかなってしまいます。その結果ぶくぶく太ってしまうのです。

栄養成分表示は、ただ見るだけじゃあまり意味がありません。自分に必要なエネルギー量を知ってから見るようにしましょう。

ビールは体に悪いの?ビールと健康について徹底的に調べてみた

ここまでで「ビールは体にいい効果がたくさんある」と話してきました。でも「お酒の飲み過ぎは病気になってしまう…」と危惧する人も多いでしょう。そこでここでは、ビールと健康についてのよくある疑問に答えていこうと思います。

ビールに含まれるプリン体は悪者じゃないの?ビールと痛風は関係ない?

そもそもプリン体は人間に必要な成分です。でも昨今、プリン体が悪者扱いされています。なぜでしょう?それは体内でプリン体が増えすぎると尿酸が増え痛風に繋がってしまうからです。

でも、ちょとやそっとプリン体が含まれている食べ物を食べたからといって痛風は起こりません。プリン体が多く含まれる食べ物を食べ続け、さらにアルコールを飲み続けることで痛風になるのです。

プリン体が含まれたビールを飲んでいても、プリン体を多く含む食べ物を食べ続けていなければ、痛風になることはないのです。

ビールは血糖値を上げるor下げる?

日経Goodyが「焼酎と日本酒とビールの中で食後の血糖値が最も上がるものは?」こんな実験結果を掲載していました。結果、食事と一緒にアルコールを飲み一番血糖値が上昇したものは、ビールでした。次に日本酒、最後は焼酎となりました。

この結果だけから見ると、ビールは血糖値を上げると言えますね。ただビールと血糖値の関係については、断定できるものではなく今も研究が続けられています。

ビールは危険?年齢があがるにつれ腹痛や下痢の原因に

ビールは水分ですから冷えた水分を大量に飲めば、当然下痢や腹痛になりやすいです。さらにビールの炭酸とビール酵母が加わると、余計に腸を刺激するため翌日お腹を壊しやすいのです。適量でゆっくり飲むことを心がけましょう。

ビールは飲めば飲むほど脱水状態になる?

ビールの利尿作用は、飲んだ分だけ尿が出るのではありません。体内の水分をかき集めて排出されているのです。そのため普通に水を飲むよりも、トイレに行きたくなるのです。1リットルのビールを飲むと、1.1リットルの水分を失うと言われるほどですから。

ビールを飲むときは、同時に水などで水分補給をするようにしましょう。

尿酸値が気になる人はビールより発泡酒がおすすめ

キリンビール基盤技術研究所が行っている研究結果によると、プリン体除去の発泡酒を飲んだとき尿酸値が上昇しないことが判明しています。そのため飲酒からくる尿酸値を気にしている人には、ビールよりもプリン体が除去された発泡酒がおすすめです。

ビールによって発癌率が高くなる7つの癌とは?

がん医療情報リファレンスではアルコールの飲み過ぎにより、下記7つの癌が発現する可能性があると言っています。

・口腔がん
・上咽頭がん
・喉頭がん
・食道がん
・女性の乳がん
・肝がん
・大腸がん

ビールであれば1日中瓶1本(500ml)が適量と言われています。(厚生労働省推奨)自分の体と相談しながらお酒を楽しみましょう。

大手メーカーに覆面調査!体にいいビールの種類とは?

ここまでビールに含まれる栄養素や効果効能、ビールと健康などについて紹介してきました。でも「結局、どんなビールを飲めば健康にいいの?」と思う人もいるでしょう。そこで大手ビールメーカーに体にいいビールの種類を電話で覆面調査してみました。その結果を紹介します。

※「ビール党の父親へにビールをプレゼントしようと思っています。健康に気遣ってあげたいのですが、おすすめはありますか?」とそれぞれに質問しています。実際私の父はビール党なので本当にいいビールが見つかればプレゼントしたいなと思います。

サントリーさんからの回答

「今病気をされていないならビールがおすすめです。今痛風や糖尿病なら、プリン体が入っていないウィスキーが良いのではないでしょうか。また今病気をされていないなら、大切な日を祝うという意味でスーパープレミアムやマスターズドリームがおすすめです」

とのことでした。

アサヒさんからの回答

「どれもアルコールが入っているので健康に…というものは、私どもからはご案内が難しいです」

とのことでした。

キリンさんからの回答

「発泡酒と新ジャンルがおすすめです。具体的には“端麗プラチナ”。こちらはプリン体ゼロ・糖質ゼロですがアルコール5.5%のため、強めのお酒が好きな方にも満足いただけるのでは?他にも、糖質ゼロ・プリン体ゼロの“のどごしゼロ”や、糖質ゼロの“キリン濃い味”もおすすめです」

とのことでした。

3社とも「コレが健康を気遣っている方におすすめのビールです」とハッキリ助言してくれることはありませんでした。商品名が出たとしても、発泡酒や新ジャンルだったり、ビール以外のお酒。

ただ、この回答は当然と言えば当然です。そもそもビールはアルコールですから、“体にいいビールの具体的な種類”を断定的に見つけることは難しいのかもしれません。

まとめ

ビールは、ビタミンB群やビタミンが豊富に含まれており、疲労回復や夏バテ予防にも効果があると言われています。またポリフェノールやフィストロゲンも含まれているため、女性特有の悩み・肌荒れや冷え性が改善される効果があるという専門家も多くいます。「まるでビールは栄養ドリンクのようだ」と言われるほどです。

でもビールは、アルコールであることに変わりありません。飲み方さえ間違わなければ、体にたくさんの得を与えてくれるのです。自分の体と相談しながら、楽しいビールライフを送り、ビールから最大限素敵な効果を引き出してくださいね。


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