マウスの持ち方が間違っていると腱鞘炎になるの?正しい持ち方とは

Tanaka
公開: 2018-09-19

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基本的なマウスの持ち方3種類

マウスの持ち方があるとは知らずに過ごしてきたのですが、腱鞘炎になったことで持ち方を調べてみたら、大体この3種類に分かれることがわかりました。
どれが正しいということはありません。それぞれの持ち方の特徴やメリットなどを説明していきますので、自分はそもそもどの持ち方なのか、また持ち方を変えた方が良いのかなどの参考にしてください。

かぶせ持ち

かぶせ持ちはマウスが隠れるくらいしっかりと握った形になります。
指から手のひらまでマウスに密着しているので、マウスの動作を的確に行なうことができます。
ただ、指の自由度が低いので、ホイールまでの距離が長くなってしまうのが難点です。

つかみ持ち

つかみ持ちは手のひらでマウスを固定させる持ち方で、指の腹はマウスに密着していません。
指の自由度が高いので、クリックを連打するゲームなどの場合にやりやすいと言われています。
ただ、その分指先に力がかかるため、指の疲れや痛みに注意が必要です。

つまみ持ち

3種類の持ち方の中で最も指の位置が後ろになります。
指の腹や手のひらがあまりマウスに触れず、サイドを親指と薬指や小指で固定する形です。
手首にかかる力は大きくなってしまうので、リストレストなどで分散させてあげた方が長時間楽にマウスを使うことができます。

腱鞘炎になりにくいマウスの持ち方:手首の位置

仕事やゲームなどにマウスを使う場合の3種類の持ち方をご紹介しましたが、結局はどれも手首が支点となっているため、手首に負担がかかります。
さらに、通常は指と平行に向けられるべき手首が、マウスを持つことでひねりが加えられてしまうことでさらに負荷がかかってしまうのです。
手首を固定することで血流が悪くなり、しびれや痛みなどが出てくるだけでなく、肘や肩まで不調を感じる原因にもなります。
腱鞘炎を防ぐには、手首をできるだけひねらずにすむような持ち方が理想です。
筆者は現在クッションつきのマウスパッドを使用して手首の負荷を軽減しています。

腱鞘炎になりにくいマウスの持ち方:肘の位置

手首にできるだけ負荷がかからないようにするためには、肘の位置にも注意する必要があります。
肘当てから手首までが直角になっていると力が分散されるので、腱鞘炎を予防できると言われています。
手首に対して肘が上がっていると、腕全体の重さが手首にかかるので、よくないのではないかと思われます。
筆者の場合、肘あてのない椅子に座っているため、手首より肘が若干下がり気味になっていますが、現状としてはこの方が楽な気がします。クッション付きマウスパッドを使用しているので、うまく力が分散されているのかもしれません。

腱鞘炎になりにくいマウスの持ち方:小指の位置

肘や手首の位置とともに、小指の位置も意外とマウスの持ち方を左右するポイントです。
小指がまったくマウスに触れないという方もいるようですが、薬指を軽く添える程度にでもつけておいたほうが力が分散されます。
手のひらと比較して小さすぎるマウスを使っていると、マウスを使う指が限られてくるため、特定の指ばかりが疲れてしまうかもしれません。

腱鞘炎になりにくいマウスの持ち方:ホイールは何指を使う?

筆者は人差し指でホイールを使うんですが、中には中指を使う方もいるようですね。
もともと中指を使ったことがないのでやってみると使いづらいという感想しかないのですが、手首をひねるという観点から見ると人差し指を使って少し斜めになっている方が自然な気がします。

腱鞘炎になりにくいおすすめマウス

マウスの持ち方に正解は無いのですが、できるだけ自然な形でマウスを使用することができれば、負担がかかりにくくなります。
最近はこうした人間工学に基づいたマウスが多数発売されているので、その中からおすすめのマウスをご紹介します。

エルゴノミクス=人間工学に基づいたデザインで、体にかかる負担を軽減するマウスが増えてきています。
このサンワサプライのEZ4-MA070(楽天で税込み1,180円)も、手にフィットするカーブで長時間使っても疲れにくくなっています。
また、サイド部分がラバーになっているので、マウスを握る際の弾性が高いのも特徴です。

タイプ:ブルーLEDセンサー方式
ボタン数:5
重さ:84g
解像度(カウント):800・1200・1600・2400 dpi
サイズ:約W72.9mm×D105.2mm×H35.8mm

同じくサンワサプライのMA-ERG5(楽天で税込み3,310円)は、手の自然な形を生かした設計になっているため、一般的なマウスとは形状が異なりますが、手首のひねりが少ないのでその分負担もかかりません。
ただ、今まで慣れ親しんだ形とは違うのと、本体の重さがかなりあるので、すぐになじめる方とそうでない方にわかれるようです。
店頭で実物を試すことができる機会があれば、ぜひ試していただきたいです。

タイプ:レーザーセンサー方式
ボタン数:5
重さ:178g
解像度(カウント):800・1600・2400 dpi
サイズ:約W100×D135.5×H87mm

マイクロソフトのL6V-00013(楽天で税込み6,712円)は、価格こそ高めですが、手に良くフィットして使いやすいと高評価のマウスです。
一般的なマウスと違って親指部分がくぼんでいるので、安定感があります。
また、ホイール部分が上下だけでなく、左右に動かすこともできるため、手首を動かすことなくスクロールできるのが特徴です。そのため、本体の重量は重いですが、指だけで操作できる部分が多いので気になりません。

タイプ: BlueTrack
ボタン数:4+Windowsボタン
重さ:155g
解像度(カウント):1000 dpi
サイズ:約W98×D75×H57mm

ゲーミングマウスの持ち方別おすすめ

ゲームで腱鞘炎にという人も多いようなので、持ち方別のおすすめマウスをご紹介します。
集中したマウス操作が必要となるゲームは、ついつい力が入りがちで手首などを痛めてしまうこともあります。自分の持ち方に合ったマウスを使うとこんなにも違うのかと実感するはず。

かぶせ持ち派におすすめのゲーミングマウス

かぶせ持ちの人におすすめなのが、MionixのCASTOR Frosting Optical Gaming Mouse(楽天で税込み6,388円)です。
デザイン性の高いゲーミングデバイスを発売し続けるMionixですが、このマウスはパステルカラーが特徴で、従来の機能性重視の常識を覆すファッショナブルなスタイルです。
もちろん機能性も高く、かぶせ持ちの人にしっくりくるエルゴノミクス設計になっています。

タイプ:光学式
ボタン数:6
重さ:141g
解像度(カウント):50-5,000 dpi
サイズ:約W127.26×D72.45×H40.85mm

つかみ持ち派におすすめのゲーミングマウス

つかみ持ちの人におすすめなのが、こちらのロジクールPRO G-PPD-001(楽天で税込み5,816円)です。
FPSなどe-スポーツにも対応しているプロ仕様だけあって、使いやすいという声が多いです。
本体の重さが80gと軽量なので、長時間プレイしても疲れにくいです。

タイプ:光学式(HERO)
ボタン数:8
重さ:80g
解像度(カウント):100-16,000 dpi
サイズ:約W125×D63.5×H40mm

つまみ持ち派におすすめのゲーミングマウス

つまみ持ち派におすすめなのは、こちらのSteelSeries Sensei 310(楽天で税込み8,228円)です。
左右対称なので、左利きの人でも使用できるのが特徴です。
価格帯が高めですが、光学式のTrueMove3は独自に開発されたセンサーで、精度が安定していると定評があります。

タイプ:光学式(TrueMove3)
ボタン数:8
重さ:92.1g
解像度(カウント):100-12,000 dpi
サイズ:約W125.1×D61.77×H38.95mm

パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
小学校教員、オンラインショップ経営を経て現在はWEBライターをしながらパソコン教室の講師もしています。パソコン教室ではワード、エクセルなどはもちろんのこと、ホームページやネットショップ構築について等からスマホ、タブレットの困りごとまで幅広く教えています。趣味は子供やペットの写真・動画撮影です。

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