USBハブのセルフパワータイプとは? 選び方とおすすめ12選
「パソコンのUSBポートに空きがない」「外付けHDDが安定しない」「もっと周辺機器を繋ぎたい」…
そんなときにおすすめなのがUSBハブです。パソコンに同時に接続したい周辺機器を増やすことができるので、ポートの空きを作るためにUSBの抜き差しをする必要がなく、効率的に作業を行えます。
ただ、USBハブを購入する際は、用途にあわせてセルフパワータイプとバスパワータイプの2種類の違いに注意する必要があります。
そこでこの記事では、セルフパワータイプとバスパワータイプの違いと、外付けHDDなどの使用に最適なセルフパワーUSBハブの選び方、おすすめ人気商品を厳選して紹介します。ぜひ参考にしてください。
セルフパワータイプとバスパワータイプの違い それぞれのメリット・デメリット

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USBハブの役割は、パソコン側のUSBポート数を増やすだけでなく、接続した周辺機器に電源を供給する役目も担っています。
接続したパソコン側の電源を供給するバスパワータイプに対し、コンセントからの電源を供給できるのがセルフパワータイプの特徴です。
消費電力の大きい周辺機器にも対応する「セルフパワータイプ」のUSBハブ
セルフパワータイプのUSBハブは、ACアダプターをコンセントに接続して、外部から独立した電源を供給する仕様です。パソコン本体からの電力供給に依存せず、安定した大容量の電力を周辺機器に供給できます。
たとえば、外付けHDD(ハードディスクドライブ)やSSD、DVD/Blu-rayドライブ、USB接続のモニターなど、消費電力の大きい機器を接続して使用することができます。これらの機器は、電力不足に陥ると動作が不安定になり、最悪の場合には故障のリスクもあります。
なお、一般的に「電源付きのUSBハブ」と呼ばれるものはセルフパワータイプのUSBハブを指します。
とにかく手軽な「バスパワータイプ」のUSBハブ
バスパワータイプのUSBハブは、パソコンのUSBポートから供給される電力で動作します。
ケーブル1本でパソコンと接続するだけなので、デスク周りがスッキリし、持ち運びにも便利です。 主にマウス、キーボード、USBメモリ、USBファンなど、消費電力が小さい周辺機器を接続する場合にはこのタイプが良いでしょう。手軽にポートを増やしたい、外出先で一時的に使用したいといったニーズにぴったりです。
ただし、消費電力の大きい機器の接続には向かないので、注意してください。
用途に応じて使い分け 「バスパワー・セルフパワー両対応」のUSBハブも
最近ではバスパワーとセルフパワーを兼ね備えたUSBハブも増えています。消費電力の小さい機器だけを接続する場合はバスパワーで手軽に、外付けHDDなど電力が必要な機器を接続する際はACアダプターを繋いでセルフパワーで、といったように、用途や状況に合わせて給電方法を切り替えられます。
オフィスや自宅では安定性を重視してセルフパワーで、外出先では手軽さを重視してバスパワーで、といった使い分けをしたい方にもおすすめです。
セルフパワータイプのUSBハブがおすすめな人

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セルフパワータイプのUSBハブは一般的にポート数が多く、接続したい機器が多い人にぴったりです。また、外付けハードディスクやDVDドライブなどの消費電力が大きいUSB対応機器を接続したい人は必要になります。
セルフパワー・バスパワー両方を兼ね備えたUSBハブであれば、用途にあわせてそれぞれのメリットを受けられるので、どちらにするか迷う場合や、自宅での作業はセルフパワー、外出先ではバスパワーといった使い分けをしたい人などにおすすめです。
セルフパワー型USBハブ、人気メーカーの売れ筋商品

Moovoo編集部
ここからは、ECサイトなどで特に売れ行きが好調な、人気メーカーのセルフパワーUSBハブを厳選して紹介します。それぞれの特長や用途にも触れていますので、ぜひ参考にしてください。
- サンワサプライ
-
USB-3H703BKN
- 税込み4,444円(Amazon)
-
7つのUSBポートに多彩な機器を接続可能
-
5Gbpsのスーパースピードモードに対応。充電用に使うポートは最大2.1Aでの高速充電に対応し、7ポート合計で最大4Aまで出力できます。充電用に使うポートは最大2.1Aでの高速充電に対応し、7ポート合計で最大4Aまで出力できます。
付属のACアダプターは海外規格には対応していないので、海外で利用する際は別途、対応する変圧器や変換プラグが必要となる場合があります。購入前に、渡航先の電圧とACアダプターの仕様を確認しましょう。
外観 |
商品名 |
特長 |
サイズ |
重量 |
接続規格 |
コネクタ形状 |
電源 |
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サンワサプライ 400-HUBCP20 |
さまざまな場面で活用できる汎用性の高さが魅力 |
幅130×奥行37×高さ14mm |
約67g |
USB 3.2 Gen1/3.1 Gen1/ 3.0 Gen1 |
上流側USB-C×1、下流側USB×2・USB-C×2 |
なし(パソコン本体に付属しているUSB PD対応のACアダプタを使用) |
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サンワサプライ USB-3TCH38 |
7台のUSB機器に接続できる |
約幅121×奥行65×高さ18mm |
約72g |
USB3.2 Gen2、USB3.1 Gen2 / 10Gbps |
流側USB-C×1、下流側USB-A×4・USB-C×3 |
ACアダプター(DC5V 4A ケーブル長/約1.5m)付属 |
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サンワサプライ USB-DKM1 |
コンパクトながら入出力端子が豊富 |
約幅128.5×奥行45×高さ14mm(ケーブル除く) |
約92.8g |
USB 3.2 Gen2 / 10Gbps |
上流側USB-C×1、下流側USB-A×3、USB-C×1 |
PD対応ACアダプター |
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サンワサプライ USB-3H420 |
急速充電にも対応したポートを搭載 |
約幅95×奥行31×高さ14mm(ケーブル除く) |
約44g(本体のみ) |
USB3.2 Gen1(USB3.1/USB3.0) |
上流側USB-A×1、下流側USB-A×4 |
最大900mA供給電流、ACアダプター(DC5V 3A ケーブル長/約1.5m)付属 |
![]() |
サンワサプライ USB-3H703BKN |
7つのUSBポートに多彩な機器を接続可能 |
約幅154×奥行31×高さ14mm(ケーブル除く) |
約58g |
USB3.2(Gen1) / USB3.1 (Gen1)) / USB3.0準拠(USB Ver.2.0/1.1上位互換) |
上流側USB-A×1、下流側USB-A×7 |
専用ACアダプター |
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バッファロー BSH4A310U3 |
タテ・ヨコどちらからでも差し込める設計が魅力 |
約幅35×奥行25×高さ91mm |
約91g |
USB 3.2(Gen 1)/3.1(Gen 1)/3.0/2.0/1.1 |
上流側:USB Type-A オス×1、下流側:USB Type-A メス×4 |
専用ACアダプター |
![]() |
バッファロー BSH4AE12 |
PC連動電源でスマートに使える |
約幅67×奥行18×高さ45mm(ケーブル・突起物含まず) |
約30g |
USB 2.0 |
上流側:USB Type-A オス×1、下流側:USB Type-A メス×4 |
専用ACアダプター |
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エレコム U2H-TZ427S |
強力マグネットでしっかり固定 |
約幅20×奥行66×高さ20mm(ケーブルを除く) |
約45.0g |
USB2.0/1.1 |
上流側USB-A×1、下流側USB-A×4 |
専用ACアダプター |
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エレコム U2H-AN4S |
消費電力が大きい機器にも対応 |
約幅82.5×奥行28×高さ11mm(ケーブル除く) |
約50g |
USB 2.0 |
上流側:USB Type-A オス×1、下流側:USB Type-A メス×4 |
専用ACアダプター |
![]() |
エレコム U3H-T719S |
最大31.5Wを供給可能 |
約幅137.5×奥行37.0×高さ27.0mm (ケーブルを除く) |
約122.8g |
USB3.0 (USB2.0/1.1互換) |
上流側: USB-A×1、下流側: USB-A×7 |
専用ACアダプター |
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アイ・オー・データ US3-HB4AC |
TV専用のセルフパワーモデル |
約幅75×奥行45×高さ14mm |
約36g |
USB 3.2 Gen 1(USB 3.0)/2.0 |
上流側: microBコネクタ(メス)×1、下流側: USB Aコネクタ(メス)×4 |
専用ACアダプター |
![]() |
BELKIN INC013qcSGY |
最大40Gbpsの高速伝送 |
記載未確認 |
245g |
USB3.2/Thunderbolt 4 |
記載未確認 |
専用ACアダプター |
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