おすすめA4対応モバイルプリンター、使って比較……エプソン、キヤノン、ブラザー

Kodai Watanuki
公開: 2018-05-09
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仕事場や営業先で、ちょっとした書類を印刷したいと思うことってないでしょうか。
そんな悩みに答える、持ち運べるサイズの小型プリンターを3種、実際に使ってみました。小さいけれど、ビジネスで必須なA4サイズの書類にしっかり対応。カラー写真も印刷できて、家庭でもこれがあれば十分かも。
印刷速度や画質など、選ぶ際に気になるポイントをまとめて紹介します。


軽くて速い!『brother PJ-773』

この製品の特徴は縦25センチ、横5センチ、高さ3センチという圧倒的な小ささと印刷の速さ。
他の2つのプリンターがどちらも1.5kgを超えているのに対して、brotherの製品は驚きの480g!(充電池型コネクタ装着時)
また、レシートなどに使われている、感熱紙を使っているのが特徴です。

素早く印刷することができますが、両面印刷やカラー写真は印刷できません。
領収書、見積書、処方箋など、編集を即座に行い少量印刷するものに向いています。
また、ビジネスの営業現場や打ち合わせなど、緊急で何かを印刷したい時に活躍するかもしれません。

本体Wi-fiから素早く接続が可能。ドライバーをインストールしなくても良いため、すぐに使うことができます。

軽く、片手で持てる大きさであるためどこへでも持ち運びが可能。

液晶画面が付いていて使いやすい『EPSON PXS05W』

モバイルプリンターでありながら、液晶画面を搭載しているのが特徴です。
用紙のセットやインクの補充などの方法は「小型の家庭用プリンター」という感じ。

普通紙、写真用紙、ハガキ、封筒まで印刷できます。
カラー写真の印刷もできますが、少し時間がかかります。

収納時の大きさは縦30センチ、横15センチ、高さは6センチ。
重さは1.6kgで、ブラザーよりも印刷できるものが多く、キヤノンよりも手軽で使いやすい印象でした。
家庭用での簡単なハガキ印刷や、ビジネスでのプレゼン資料の印刷などどちらも使えてバランスの良い製品です。

両手で持ち運びが可能な大きさ。
Wi-fi環境があれば共通のアクセスから接続可能です。
液晶画面や、アプリも存在するため、印刷操作は簡単!

鮮明な画像を印刷することができる『Canon PIXUS iP110』

50枚までの用紙のセットが可能。印刷も鮮明で、持ち運び用にしてはかなりのスペック。
カラー写真の印刷は家庭用と同程度の時間がかかりますが、フチまでしっかり印刷されていてエプソンよりも綺麗でした。

しかし、他の2つと比べて最も大きく(縦32センチ、横18センチ、高さ6センチ)、最も重い(約2.0kg)ので、常に持ち運ぶのは大変そうと感じました。

写真や年賀状の印刷など家庭用として、また、プレゼン資料はもちろんのこと現場報告や点検画像の印刷など特殊なビジネス面でも使用できそうです。

キヤノン

Wi-fi設定はアプリで行います。設定のインストールが必要なため、初期設定には少し時間がかかりました。
操作は主にアプリで行うため、本体には電源、リセット、Wi-fiのボタンしか付いていません。

EPSONよりも少し大きく、重たいため、持ち運びやすさを考えるとあまり向いていません。

【機能比較①】 A4ビジネス書類印刷

『brother』
感熱紙を使うためとても鮮明で印刷もスムーズ。速度は約8枚/分です。
しかし、モノクロで一枚ずつしか印刷できないため、少量のビジネス書類向きです。

『EPSON』
用紙はA4であれば20枚までセットすることができ、ある程度の大量印刷は可能。
印刷するスピードは少し遅めです。モノクロだと約3.5枚/分、カラーだと約2枚/分になっています。

キヤノン

『Canon』
A4なら50枚までのセットが可能。
EPSONと比較すると、データ転送から印刷までかなりスムーズに行えます。
速度はモノクロだと約9枚/分、カラーだと約5.8枚/分になっています。

【機能比較②】 A4カラー写真印刷

次はA4のカラー写真を印刷して比較してみます。
プレゼン資料にカラーを入れたいときや、思い出の写真、年賀状などの印刷の際には必要な機能ですよね。

『brother』のプリンターではカラー印刷はできないので、『EPSON』と『Canon』の2種類で比較してみました!

カラー印刷に関してはCanonの方がフチまで綺麗に印刷されているように感じました。
印刷スピードもCanonの方が早いため、カラーもメインで使用していきたい方はCanonをオススメします。

今のあなたに必要なプリンターは?まとめてみましょう!

3種類ともそれぞれにメリットがあるため、仕事内容や使用目的によっても選ぶものは変わりますね!

ブラザーは用途が限られていますが、その分、画質や使い勝手が良いためビジネスに特化してると言えます。
エプソンは印刷スピードや画質などを見ると主にはビジネス向きですが、カラー印刷も可能なため、必要に応じて家庭でも使えますね。
キヤノンは重さや大きさから、ビジネス面で使っていくというよりは普段あまりプリンターを使う機会の少ない人が家に置いておくのに良さそう!

いつでもどこでも印刷できるプリンター。オフィスだけでなく自宅でも、使いたくなる場面はたくさんあるはずです。
どのモバイルプリンターもプリンターとしてはかなり小型で非常に使い勝手の良いものとなっています。
ぜひ、自分にあったプリンターを選んでみてください!

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