手持ちの自転車が即電動アシスト自転車に変身する『EvoWheel』

塚本直樹
公開: 2018-03-23
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電動アシスト自転車は欲しいけれど、手持ちの自転車を手放すのはもったいない。そんな悩みを抱えている人、実は結構いるかもしれません。

そんな人に朗報となりそうな、自分の自転車の前輪に装着するだけの電動アシスト自転車化キット『EvoWheel』が、海外クラウドファンディングサイトのIndiegogoに登場しました。こちらの製品は、たった30秒で取り付けられる気軽さが特徴なんです。


『EvoWheel』をサクッと紹介する1分動画はこちら↑↑

お気に入りの自転車に電動アシスト機能をプラス!

上記のように、『EvoWheel』は自分の自転車の前輪と交換することで、電動アシスト能力を手に入れることができます。タイヤサイズは20インチ、24インチ、26インチ、27.5インチ、700C、29インチと幅広く、さまざまな車種に装着可能です。

アシストの仕組みとしては、まずハブをボルトでガッチリと車体に固定します。そしてハブを囲う黒い部分に内蔵された250Wモーターが稼働することで、固定されたハブを中心にホイールとタイヤが回り、自転車の車体を引っ張るんです。また、この黒い部分にはバッテリーも内蔵されています。

『EvoWheel』の装着はわずか30秒で完了! 必要な道具はサイズのあったレンチだけです。これなら、誰でも簡単に作業ができそうですね。

パワフルな駆動力

ライダーがペダルを漕ぎ出して、車体が動き出したのを検知すると初めてアシストが開始される『EvoWheel』。賢いことに、ライダーの体重や自転車、そしてホイールの大きさにあわせて、出力をコントロールしてくれます。

最高速度はアメリカモデルなら時速20マイル(時速約32km)で、ヨーロッパモデルは時速15マイル(時速約24km)

走行距離はモデルによって異なり、Cityモデルは18マイル(約29km)、Commuteモデルは36マイル(約58km)、Touringモデルは54マイル(約87km)の移動が可能です。

アプリ連携でさらに便利に!

スマートフォンアプリと連携することでバッテリー残量を確認したり、またアシストのレベルを5パターンから選択できます。

ハンドルバーに設置することでライディング情報をわかりやすく表示してくれるヘッドアップ・ディスプレイも付属しています。

詳細はこちらから

『EvoWheel』のプロジェクトは現在も資金募集を続けており、成立した際には1つ349ドル(約3万7000円)の出資で入手可能。製品の出荷は2018年6月を予定しており、日本への配送も可能です。

ただし日本で利用する場合にはアシスト力の設定によってはナンバープレートの取得などが必要となる場合もありますので、使用の際には陸運局などに相談するか、私有地で楽しむのがおすすめです。

動画・写真はいずれもEvoWheel Team様提供


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