【どんな魚も】簡単に3枚おろし「サカナイフ」【これ一本】

makki
公開: 2017-12-18

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皆さんは魚をさばいたこと、ありますか?
魚の骨を取りたい時、お刺身を食べたい時に必要となるのが3枚下ろし。
ただなかなか難しいので、「やったことない」「できない」という方も多いのではないでしょうか?

どんな魚もさばける魔法の包丁を使った3枚下ろしのやり方と使ってみた感想を紹介しちゃいます!


▲「サカナイフ」をサクッと紹介する1分動画はこちら

サカナイフ、魔法の仕組み

これがその魔法の包丁、「サカナイフ」の仕組みです!
ご覧のように、うろこ取り、トレースラインをつけるJ形状の刃、骨を切れる波刃、身を削りきるR形状の刃などが付いていて普通の包丁とは随分違った仕組みになっていることがわかります。これらのちょっと変わった刃たちが後々大活躍しますよ。

またグリップは人間工学に基づいた、持ちやすい形状となっており、左右どちらの手でもフィットするユニバーサルデザインになってます。

それでは早速、この包丁を使って鯛をさばいてみましょう!

①うろこを取る

まずは魚のうろこを丁寧に取り除いていきます。
メーカー側の説明によると、「従来のうろこ取りには無かった、うろこの隙間に入る角度を持った形状にすることで、うろこを取りやすくし、且つうろこの飛び散りを低減することができました。また、刃全体を湾曲させることにより魚のヒレやトゲから手を安全に遠ざける+力が入れやすい構造になっています。」とのことなんですね。

うろこの飛び散りを低減させることで、まな板も汚れずに済みますね。

②トレースラインを作る

続いて魚を三枚におろすためのトレースラインを作ります。この作業、実は難しいと思っている方も多いのではないでしょうか。
先ほど紹介したJ型の刃を使えば簡単に切り込みを入れることができるんですよ!

出来上がるとこのようになります。

③頭を落とす

【閲覧注意】なんだか非常に凄惨な映像になってしまいました・・・笑



一見するととても大変そうですが、骨を切断する波刃がついていることによって、普通の包丁で頭を落とすよりも軽い力でできるんですね。

④身を三枚におろす

最後に身を3枚におろしたら完成です。ここで骨にせっかくの身が残ってしまう、という方もいるのではないでしょうか。
ここではR形状の刃が活躍します。
先端のJ字状のガットには刃がないので、3枚におろす時「カタカタ」という音と、骨の感触を確認しながら身を削ぐことができます。余分な身が骨に残らず、綺麗な三枚おろしができます。

というわけでできました。

どうでしょうか、かなり綺麗に3枚におろせているのではないかと思います。
実際にこの鯛をさばいてくれた担当者は、「うろこ取りから三枚下ろしまで刃先を用途に応じて変えられるので重宝すると思う。とても使いやすく、自分も是非持ちたい。」と言っていました。

と、ここまで魚のさばき方を紹介してきましたが、最近はスーパーで切り身のお魚を売っているし「わざわざ自分でさばけなくても・・・」と思う方もいるかもしれません。自分でさばけるようになると具体的にどんなメリットがあるんでしょうか?

サカナイフに込められた想い

このサカナイフが作られた背景をメーカー側はこう語ります。
「私自身、漁師を経験している時には「美味しい魚が多く取れるのに魚の単価が低いにもかかわらず売れない」という深刻な状況をずっと目にしてきました。すこしでも魚をみなさんに食べてもらうには「魚をさばけない」のではなく魚をさばける、もしくはさばきやすくすることが必要なのではないかということに気づき、「魚をさばきたいという気持ちや過程を作る」ということを目標に何をすればよいのかを考えました。そして、ひとつの解決方法として、この包丁を生み出すことにつながりました。」

とのことだったんですね。スーパーで売られている魚は切り身が多いですが、酸化しやすく鮮度が落ちやすい為日持ちはしません。
ですが1尾そのまま家庭でさばくとなると、鮮度を長く保てるだけではなく「熟成」する事ができ、より美味しく魚を食べる事ができます。
また、骨や頭などを利用して美味しい「出汁」を取ったり、骨を揚げれば子どものおやつやお酒の肴になる「骨せんべい」を作ることができます。
このように魚を丸ごと1匹活用していくことで、命を頂いているという実感がわくとともに、日本の伝統的な食文化を守ることにもつながれば、という想いでこのサカナイフは作られたんですね。

購入はこちらから

どんな魚も綺麗にさばけて、魚1匹を丸ごと活用できることにつながる「サカナイフ」。
ご家庭だけでなくアウトドアでも活躍するかもしれません。
みなさんもぜひ一本お持ちになってみてはいかがでしょうか。

クラウドファンディングサイト「Makuake」で目標金額を調達、現在は一般販売されており、購入することができます。

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